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🇬🇧#14 ロンドン コートールド・ギャラリー

前回はこちら。


今回はサマセット・ハウスの中にある「コートールド・ギャラリー」で印象派の絵画を鑑賞します。

サマセット・ハウスはさまざまな政府関連機関や芸術関連機関が入っている複合施設で、冬には中庭がスケートリンクになったりもします。コートールド・ギャラリーもその一部。

サマセット・ハウスの中庭

コートールド・ギャラリーは正式には「ロンドン大学附属コートールド美術研究所附属美術館」だそうです。

小さな美術館で、入口も控えめなので見つけにくかったです。

控えめな入り口
控えめな看板

ロンドンの美術館・博物館は無料のところが多いですが、コートールド・ギャラリーは有料(平日£9、週末£11)です。有料のためかはわかりませんが、人は少なめでした。狭いのでちょうどよかったです。

チケット売り場

2018年から2021年まで改装工事があり、内装はとてもきれいでした。

入り口ロビー
螺旋階段
白い壁や床に青い柵と木の手すりが映えますね

ここは小さいながらも印象派やポスト印象派のコレクションが充実していて、印象派が好きな私にとっては夢のような美術館でした。

個人的に好きな作品は以下。
特にマネの『フォリー=ベルジェールのバー』を観られたのが嬉しかったです。

ウジェーヌ・ブーダン『ドーヴィル (Deauville)』1863年
クロード・モネ『秋の効果, アルジャントゥイユ (Autumn Effect at Argenteuil)』1873年
ピエール=オーギュスト・ルノワール『桟敷席 (La loge)』1874年
エドガー・ドガ『舞台上の二人の踊り子 (Two dancers on a Stage)』1874年
エドゥアール・マネ『アルジャントゥイユのセーヌ河岸 (Banks of the Seine at Argenteiu)』1874年
クロード・モネ『花瓶 (Vase of Flowers)』1881年
エドゥアール・マネ『フォリー=ベルジェールのバー (A Bar at the Folies-Bergere)』1882年
クロード・モネ『アンティーブ (Antibes)』1888年
フィンセント・ファン・ゴッホ『花咲く桃の木々 (Peech Trees in Blossom)』1889年
フィンセント・ファン・ゴッホ『耳に包帯をした自画像 (Self-Portrait with Bandaged Ear)』1889年

展示室は各階にあり、らせん階段を上っていきます(エレベーターもあります)。
最後に最上階かららせん階段をパシャリ。

らせん階段、好きだ。


併設されてるカフェも人が少なく静かでのんびりすることができました。

歩き疲れたのと電車のトラブルも多いので、そろそろケンブリッジに戻ろうかと思ったのですが、考え直してもう1カ所行ってみる事にしました。19世紀末のロンドンで活躍したあの探偵の家に…。

ということで今回はここまで。
ではまた。

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