#043|「けど」が多いけど
どうも、コッチーです。
相反する内容を接続するための接続助詞には「けど」「でも」「しかし」「が」なとどいったものがあります。日常的に使える便利なツールですね。
特に日常会話で使うのは「けど」でしょう。文章でも頻繁に見かけます。この接続助詞、僕にも例外はありますが、基本的には一文の中に一度しか使わないようにしています。
相反する内容とは、雑に言えば反対ということです。つまり「けど」を二度使うと、序盤に放った主張を二回覆すことになります。「反対の反対」ということになるので、最初に戻ってきてしまう。
『○○○けど、△△△けど、□□□けど…』と続くと、もはや何処がゴールなのか解りません。
こちらでは代表として「けど」を取り上げていますが、その他の接続助詞も同様です。
以前、僕はこの「けど」が頻繁に使われる環境に身を置いていた事がありますが、この話し方は最後まで聞かないと結論が分からないので、頭が疲れます。
「聞き流しゃいいじゃないの」などと言われたこともあります。会話って相手の話に耳を傾けて、咀嚼して、返答するものじゃないですか。だからあからさまな無視は失礼だし、そもそも両者にとってメリットがない。かといってきちんと理解しようとすると片方だけが辟易してしまう。僕の鼓膜には生憎「聞き流す」みたいな便利機能があるわけでもなく、耳を塞ぐわけにもいかず、すべて聞こえてしまうので、実現が不可能でした。
ひたすら悩みましたが、その環境から身を引く以外に解決方法を見出す事が出来ませんでした。相性の問題なのでしょう。
「けど」を多用する会話ってかなり疲れます。「けど」をたくさん使わなくて済むよう、それなりの工夫をされた方がよろしいかと思います。
コッチーでした。