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学童就職後、1ヶ月目のジレンマ

先日で、学童に就職してから一ヶ月ちょい経った。

配属先はというと、仄めかされていた1年生の全日クラスではなく、3年生となった。相変わらず受け持ちのクラスはなく、病欠で誰かがいない時にそのクラスを受け持つ。

コンスタントに同じクラスを持ちわけではないので、子供達とも関係を築くのが難しいと感じる。クラス持ちじゃないので、あまり突っ込めない。
色々と難しい部分が見えてくるのに、アクティブに動けないジレンマ。なぜなら、私のクラスじゃないから。

その割には、同僚の病欠が多く、難しいクラスを受け持つことが最近多い。宿題を見るだけではなく、もうちょっと根本的な部分への働きかけが必要なのだけど、普段の受け持ちの同僚を差し置いてすることはできず、もどかしい。
サポートしたいという目標が同じでも、教育観が違いすぎるのもあるのかもしれない。

宿題の時間がほんと暇だ。
なんと贅沢な悩みだろう。

それはそうと、宿題を終えて折り紙をしに私のところへ来る男の子がいる。一緒に折るのだけど、上達が早い。
折り紙が大好きだという。一緒に折ると、それを習得するまで何度も折る。家で練習した折り紙を学校に持ってきて、次の日に見せてくれる。

他には、やけに日本に詳しい男の子もいる。お辞儀の仕方、相手によって角度が違うこと、他の子供達に日本についてレクチャーしていた。

うちの学校だけかもしれないが、かなり日本が浸透している。古いのかもしれないが、遊戯王やポケモン、クロミやキティ、ナルトが大人気。お寿司やおにぎりが好きという子も。
そして、それらが日本から来ていると、きちんと認識していることに驚いた。

ここまで、普段の生活に浸透していると思わなかったから、ちょっと嬉しい。


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