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シニアが気をつけるべきポールウォーキングのポイント3選
筆者は32年間、有料老人ホームに勤めました。
その経験から、ポールウォーキングをする上で、シニアが特に気をつけるべきポイントを3つにまとめました。
結論:ポールは踵の近くへ置く、遠くを見る、息を止めない
まずは動画で3つのポイントを解説します
ポールは、かかとの近くへ置く!
左足を前に出すとき、右側の腕は前に出ていますよね?右側のポールの先端は、左足のかかとの近くに置きます。
左足のかかとの近くとはいえ、置いたポールと右足が交錯しないように置いてください。
交錯すると転倒してしまいます。
転倒しないようにポールをもって歩くのに、転倒してしまったら笑い話ですよね。
それから置くのであって、突くのではありません。
突く意識が無くても、『ポールを持つ手に力が入って』歩いている様子は、まるでポールを突いて歩いているように見えます。
ポールは突くのではなく、置いてくださいね!
遠くを見る!
「遠くをみるってどのくらい先を見るのか、感覚的に理解できない」って方がいらっしゃると思います。
そのような方は、「15メートルくらい先を見ましょう」とアドバイスしています。
「ポールをかかとの近くに置く」意識が強すぎて、下ばかり見て歩いていることがないように、「前方を見て歩いて!」って意味だと理解してください。
下ばかり見てポールウォーキングしたら危険です。
前からは車や自転車がやってきますし。
自分も初心者の頃は電柱にぶつかりそうになりました(笑)
息を止めない!
「ポールはかかとの近くに置く」、そして「15メートル先を見る」を意識してポールウォーキングしているアナタ!
息が止まっていませんか?
そうなんです。人間は集中して何かをしようとすると、息が止まってしまうんです。
シニアは息を止めると危険です。血圧が急上昇してしまいますから。
防ぐには、意識して呼吸をするようにしましょう。
その場合、「鼻から吸って口から吐く」ができればベスト。
できなくても自然に(意識することなく)息ができているようなら大丈夫です。
まとめ
今回は、シニア向けにポールウォーキングのポイントをまとめました。
一般向けには『息を止めない』ことよりも、『歩幅を半歩広く』とコーチングしています。
シニアも歩幅は広がった方がいいのですが、無理に歩幅を広げて転倒リスクを高めるより、血圧を上げないことを優先すべきだと判断して『息を止めない』をポイントにしました。
ポールウォーキング、始めましょう!
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