経理部門の役割
経理部門の役割を強く感じたのは、サーべランスオックスレイ法の制定の時の当時のアメリカ大統領であったブッシュ大統領の演説を聴いてからです。cookingという言葉を使っておりました。不正ということをこのような表現を使ったと思います。この言葉がこの時からずーと頭の中に残っております。それは経理との仕事と結びついていたからです。経理の仕事とはなんなだろうかと思いました。経理とは単なる数値の計算屋なのであろうか。いくらでも数値を料理できるのであろうかと。経理は現実を数値でしか表現できない。という考えは思いつくのだが、それだけなのであろうか。それよりも、現実を作るのが仕事ではないかと思うようになりました。現実を理想やあるべき現実に導くのが管理部門での経理の役割ではないのかと思うようになりました。現実を数値にするのは経理はプロですからいとも簡単です。現実を理想に近づけるのが経理の役割ではあることを強く意識するようになりました。常に数値を見ているので、それを働きかけるのに最も近いポジションであることがよく理解できます。
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