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マスカットも葡萄だよね。

すっかり春ですね。今日も張り切って、ナチュール飲みましょう。

今回のワインは、Muscat=マスカットを使った白ワインです。


まずは一口。軽やかで華やかなアロマを感じながら、香り通りのすっきりした味わい。角の立ったというか、特徴的なものが多いナチュールを飲み慣れた身としては、なんなら飲み易過ぎてパンチが弱いとさえ思ってしまうレベルで、スルスル系。美味しいですね~。

抜栓後二日三日と経つうちに、色味も味わいもオレンジになっていきました。熟成感が増していくと言いますか、香りも軽やかなものからスパイスや果実のものに。。。いやーこれがいいよね、ナチュール。

さてこのMuscat。代表品種は『Muscat a Petits Grains Blanc』と呼ばれるもので、小粒なマスカットだそう。ところで、白葡萄とマスカットって何が違うんでしょう?

結論から言うと、基本的には同じものだそう。『葡萄』という大きな果物の種類を、色で白葡萄、赤葡萄、黒葡萄と大別します。ですので、白葡萄=マスカットではなく、白葡萄という大別の中にマスカットがある、ということですね。

んで、他の葡萄とマスカットとの差はというと、香りで分けるのが一般的みたいです。そもそも、マスカット=Muscatはかなり歴史が古いもので、ギリシャ発祥、古代ローマ時代から栽培されていたそうです。また語源となった香りがあります。それが麝香=ムスク/musc という香り。麝香/じゃこうというと、ジャコウネコをまず連想しますが、ムスクは麝香鹿由来だそう。

(Wikipediaより)

しか?まぁ分類上という意味なのかしら。またこのムスクという言葉は、本来の香りを指すほか、『とっても良い香りがする』という意味でも使われたりするみたいですね。マスクメロンがこの意味ですって。知らないですねぇ。あれ?有名?


すっかり忘れてましたが、ワインそのものに言及しましょう。キュベ名は『Le Trouble Fait』、ワイナリーは『Clot de l'Origine』です。モーリ―という、ラングドック地方南西、スペインとの国境にほど近いくらいのところです。google先生によると、モーリー川のほとりにあるワイナリーさんですね。実際行ってみたいなぁ。。。。

フランス郊外は全然田舎なんですよねー。いい感じ。このワイナリーの近くにもむっちゃたくさんのワイナリーがありました。ワイン醸造にも興味はある。勉強せねば。


次回はスペインのワインといきましょうか。ではまた。。。


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