豪州が好き。金沢が好き。
緊急事態宣言がようやっと解除された三月末。生まれとは違いますが、第二の故郷と勝手に思っている、石川県は金沢に帰ってきました。馴染みのお店を回ると、とっても歓迎して頂けて、ホントうれしいですね。
そんな第二の故郷で、ワインとグラスを頂いてきたので、ご紹介しませう。
今回のワインは、みんな大好き豪州産、南オーストラリアのJaumaから、『Blewitt Springs Chenin Blanc』です。
見た目の通り、柑橘系、グレープフルーツかな?スポーツドリンクみたいって表現も見ました。ただ僕の飲んだボトルは写真の通り、旨そうな濁りの強いものでしたので、爽やかな口当たりながら厚みはしっかりあって、なんなら少しの還元臭を感じるくらいでした。彼のワインが美味しいのは知ってましたが、いやこれ一番好きかも。
名前の通り、ブドウはChenin Blanc です。このキュベ名は毎年出ていますが、飲んだのは初めて。また今年からエチケットのデザインも一新されています(写真が前のエチケット)。
(https://vinica.me/Jauma-Blewitt-Springs-Sand-on-Schist-Chenin-w44846)
マセラシオンの後、ステンレス樽で熟成、その後古樽熟成を経てリリースされたそうですが、ブドウしか使っていないとは思えない味の複雑さ、厚さ。オレンジまで行かない、黄ワインってところでしょうか。これからも豪州ナチュールは贔屓にしちゃいそう。
というか、ぼちぼちリリースされないかなぁって、待ってる豪州のキュベがあるので、手に入れたらまた紹介します。
さて今回もう一つご紹介。写真のグラスです。これは、金沢で一番好きといってもいいくらい、金沢行く理由足り得るくらいのお店で、ついに出来たオリジナルグラスです。ナチュールを出してくれるお店は、オリジナルグラスがある率が高い気がする。『Le cabaret』のグラスも欲しい。次行ったら、絶対買おう。
金沢の繁華街から少し離れた、古民家の1Fで平日ランチ、休日は料理教室もやっている、『BISTRO YUIGA』。知る人ぞ知る?いやもう有名かな?とにかく、いいお店です。
僕が思う、『いいお店』というのは、料理が美味しいのは当然のこと、一緒に楽しめるドリンク(というかお酒)やお店の雰囲気もありますが、なにより『人』であると思ってしまいます。
ではどんな人か?
それは、『価値観に共感できる人』。いいモノを永く大事にする、価値あるモノに払う対価を惜しまない、、、他にもありますが、そういう表面的な部分というよりも、深いところにある感覚が合うかどうか。特にお店やさんって、それを表現するためにやっていると思うので、そこにマッチするかどうかが大きいですね。
それがバチコン合ったのが、YUIGAさんなんですよねぇ。実は初めていったのは一昨年のクリスマスなんです。だから言うてまだにわかです。でもお互い、数年来の常連みたいな間柄になれて、本当にうれしい。なかなかそこまでのお店には巡り合えないと思うので、これからも永くお付き合いしていきたいお店です。
さて今回の金沢帰省、年越しお取り寄せしていた、これまた馴染みのワインショップでいっぱい散財してきたので、まだまだ続きます。
次回は久々に日本のワインをご紹介します。ではまた。。。