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43. 「強さ」と「優しさ」の共存

こんにちは。

ハードボイルドの探偵小説家として有名なレイモンド・チャンドラーは、作品の中で主人公に「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない」という言葉を残している。

『言語化力』三浦崇宏


私は「強く生きる」を勘違いしていました。
その結果、私の心はいつの間にか「ひとりぼっち」になっていた。

強くなければ生きていけない。

沢山の人がいて、色々な考えを持った人がいる。自分と似ているなと思う人がいれば全く逆の人もいる。一緒にいて居心地が良い人がいれば、またそうでない人もいる。その中で自分の軸を持ち続けるには、やっぱり「強さ」がないと折れてしまう。

私は、強さがないと自分の望むようには生きていけない、と思っていました。だから、この言葉にはとても強く共感しました。ただ、これだけでは「人」としてを考えた時に、自分の考えが極端に尖っていたんだなと後ろに続く言葉を見て思いました。


『 優しくなければ生きていく資格がない 』

強さの前提には優しさがありました。
そこに「優しさ」が入って「強さ」が成り立つ。
「強さ」だけではきっと1人で生きていくことになる。1人では多分何も成し遂げられない。そして1人は何よりも孤独で辛い。


だけど、強さと優しさを共存させるとはどんな状態なんだろうか。

強さとは何か。
優しさとは何か。

人それぞれ答えは違うだろうし、答えなんてないのかもしれない。もしかしたら、こんなことを考えるのも変なのかもしれない。

でも、せっかくこの言葉に出会ったのだから少し考えたい。


私は、一旦こう解釈しようと思う。

優しさと強さとは、大切な人や応援したい人に対してその人を応援し続ける気持ちを持つこと。そして、その人達が頑張っていることや成し遂げたいことを自分ができる形でサポートすること。そばにいるだけでも、ご飯に行くでも、励ましたり時には厳しいことを言うことも強さと優しさが必要だと思う。


私と少しでも関わってくれる人達が、自分らしく進んでいけるような存在でいたいと思いました。


今日も読んで頂きありがとうございました。

優しく、強く、頑張っていきましょう。





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