見出し画像

ぽいずん、そして戒め

あまり触れてこなかった僕の幼少期から、青年期までにあったエピソードトーク形式で語っていきたいと思います。

宙を舞うお玉事件

確かあれは僕が幼稚園に入る前かつ、弟が生まれている頃なので、ぎりぎり4歳ぐらいでしょうか。

ある日の昼ごはん

母がヒステリーを起こし14畳あるリビングの端にあったこたつから、リビングの入口にあるガラスドアと、トイレのドアまでそれはもうきれいにお玉が飛んでいきました。

弟は当時食が細く、どっちかというと手のかかる子だったとは思っていましたが、親が感情をあらわにしてヒステリーを起こしている姿を多分初めて目の当たりにしたと思うのですが、とても怖くこの世の終わりだと思いどうすれば良いんだろうととても強い恐怖を抱きつつ、父の会社に連絡したほうがいいのかなとか考えたりしていたことだけ覚えています。
(当時は携帯なんて便利なものはなかったのだよ笑)

駅からの途中で車を降りてしまう

これは何回かあったのもあり、タイミングはよく覚えていないのですが、僕の育ちの家はかなり山の中にあり、バスは1時間に1本、車でも駅から50分くらい、バスなら1.5時間みたいなところに住んでいて母がキレると父の運転する車を道中で突然降りてしまうのです笑

降りてどーすんねーん。
っていつも思っていましたが、歩いて帰っていました。
場所によっては2時間くらいかけて。
その時思ったのは駅から遠い家は大変だなぁっていうのと、母をキレさせるとマジで何するかわからんと言う恐怖で制御されるようになりました。

ゲームを買ってもらえない、マンガ🆖、テレビ時間管理

平成初期世代といえば

未就学時代から超絶ポケモン世代なわけですよ。
ちゃんと確認しましたが、初代ポケモンが発売されたのが4歳のときでした。

近所で遊ぶメンバーはみんな白黒のゲームボーイと、それぞれのカラーに応じたポケモンのカセットを続々と買ってもらっていました。
そんなことで仲間外れにするような友人ではなかったものの、自分はゲームも買ってもらえないんだなぁ、ともうその時はそれ以上に何か感じたりした記憶はなかったと思いますが。

今考えれば、ゲームにあんまり興味がないのも、流行りものにも興味がないのも、自分が欲しいものは何も考えずに手にとって買い物をすることこそがストレス解消となってしまったのはあの頃の異常な抑圧にあるのかなとかふと思ったりします。

マンガやアニメも

父がこっそり買ってくるブックオフで買ったこち亀が一番の思い出でしょうか。
その頃からというか、小学校に入る直前くらいからでしょうか、読書が心の拠り所なっていました。
というのも自分の住む街にはコンビニもなんにもないにもかかわらず、郵便局と図書館だけはありました笑
最近帰りましたが、全く変わってないことにびっくりしています。

図書館にあるマンガなら読んでもよかったので手塚治虫のマンガはもう何十回と読んだ記憶があります。
あと当時はまだ紙のカードで貸出の管理も、本を探す場合にも紙で管理していました。
あのカードで本を探すのは結構楽しくて、タイトル順と作者順に並んでいるのですが自分の知らない本と出会える優れモノでした。

お年玉は大人の親戚たちがお金を上手く渡すための仕組みなだけで、子供たちにあげるお金ではないと、全額引き上げ

もともと親戚が少なめな我が家。
お年玉もらえると言ったって、祖父母と祖父母の関係者5人くらいでしょうか。

周りの友達ももちろん全額もらってるわけではなさそうでしたが、全額引き上げられているケースはあまり聞きませんでした。
全額引き上げたうえで、貯金していた口座は大学生の時にすっからかんで渡されました。

だからこそ、お正月とか全然嬉しくともなんともない儀式みたいなものでした。強いていえばおせちが出る(と言ってもこれも変わってはいましたが。)のと、年賀状ですかね。

気がついたら長くなっていたので、一旦ここまで。
反響よければ続けようかなと思ってます。

いいなと思ったら応援しよう!