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あなたは大丈夫?「できる人」ほど陥りやすいワナ
この記事は以下の方におすすめです。
責任をもちがち
よく頼られるし断るのが苦手
仕事で評価されている
気遣いできるねと言われる
疲れやすい
こんにちは。自己対話サポーターのはやとです。
今回は、「できるかどうかだけで判断してはいけない理由」についてお話しします。
あなたは以下のような行動を普段からとってませんか。
仕事を誰かに頼まれたとき、
チームの誰かがやらなければならない仕事が出たとき、
できるなと思って
「自分がやります」
と引き受ける。
とても素晴らしいことですよね。私も時に意識しています。
でも、この傾向にはリスクが潜んでいます。
もし上の特徴に当てはまるのであれば、この記事を読んでいただき、今一度自分のことを振り返っていただきたいです。
「できるかどうか」だけで判断してはいけない理由
「できるかどうか」で物事を判断することには、大きなデメリットがあります。それが、感情のマヒです。
なぜなら、「頑張ればできる」「これくらいは自分でできるはずだ」と考えがちになり、結果として何でも一人で抱え込んでしまうからです。
優秀な人ほど、「自分でできるのに人に任せるのはよくない」と感じ、自分でやろうとしてしまいます。
そしてそのまま、本心にある「これは本当はやりたいことではない」という思いが抑え込まれていきます。
その結果、心身ともに疲弊し、体調を崩してしまいます。
私の失敗談
私自身、こうした経験で大きな失敗をしました。
大学時代、私はダンス部の部長を務めていました。部長として、全体の運営を把握し、最終的な責任を負う立場にありました。
そのため、部の活動に関するタスクを洗い出し、スケジュールを立て、何をどう進めるかを考えること自体が仕事でした。
しかし、「これは自分でもできる」「人に頼むとサボっていると思われるのではないか」という不安から、すべてを自分でこなそうとしてしまいました。
その結果、緊張の糸が切れた瞬間に体調を崩し、うつに近い状態になりました。自律神経が乱れ、2〜3か月ほど苦しい期間を過ごし、夏休みの間、1か月ほど部活に参加できなくなりました。とてもつらい経験でした。
この出来事をきっかけに、「できるかどうか」だけで判断することの危険性を痛感しました。
「やりたいかどうか」の意識を取り入れよう
では、代わりに何を基準にすればよいのでしょうか?
それは、「自分がやりたいかどうか」です。
私の経験談に戻ります。これには続きがありまして―――
体調を崩した後、周りのメンバーが自然と仕事を分担し、部活の運営を進めてくれるようになりました。
その結果、「自分が全部やらなくても回るし、嫌がられないんだ」と気づき、責任の重さが和らぎました。
そして、「自分が本当にやりたいことは何か?」と改めて考えるようになりました。
最終的に、自分の役割が明確になり、仲間と協力しながら運営を進めることができました。
このように、自分がやりたくないことは、割とほかの人がやりたいこと・得意なことだったりします。
だからまずは心の中だけでもわがままでいてください。自分の本音を大切にしてあげてください。
皆さんもぜひ、自分の「やりたいこと」と「やりたくないこと」を振り返ってみてください。
対策案
でも、やりたいこととやりたくないことを
振り返るってどうやればいいのだろう。
というあなた。
まず、ここまで読んでくれてありがとうございます。
そんなあなたには
1日の出来事を5つ書き出し、それぞれを5段階評価するのがおすすめです。
これは岡田斗司夫さんが紹介する「スマートノート術」ですが、ただ記録し、採点するだけで、「自分はこれをやりたくないんだな」と気づけるようになります。
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こうした習慣を取り入れることで、自然とやりたくないことが減っていきます。
最後に(補足)
実は、「自分がやりたいかどうか」の判断軸にも2パターンあります。
・「周りに評価されるから」やりたい。
・「周りに評価されなくても」やりたい。
私は前者を他人軸、後者を自分軸と呼んでいます。
優秀な人ほどこの2つを混同しがちです。
なぜなら、やってることが大体うまくいき、違和感や挫折を感じず、そのままやっていけるからです。
うまくいかなくなった時、自分軸にきづくことがあります。
「上手くやろうとしてもどうにもならない!もう無理!」
↓
「あれ、この頑張りに何の意味があるんだろう」
↓
「やりたくないことやってたわ。」
徹底的に挫折するとこんなことがあります。
上手くいく場合、「今の状況は別に悪くない」という感覚で過ごせるため、それはそれでありだと思います。
ビジネスでは求められることをする以上、できることをするのが大切だからです。
大切なのはやりたいこととできることを区別することです。
そのあとに行動するしないは自由です。
参考になれば幸いです。
以上、ありがとうございました。
この記事を書いた人
自己対話サポーターはやと
2000年生まれ/HSP/INFP
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