![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18320615/rectangle_large_type_2_c081817d5b6c1bb9126c1e5cf1329520.jpg?width=1200)
イカを焼く謎の儀式に行ったら、全てがあまりに温かかった話
雪国の1月だというのに、
この冬はまだ2~3度うっすら積もった程度。
例年は降らなくとも、道端には雪があるはずのこの時期に
気温10℃、空は青空。
まるで3月の終わりのような空。
その中でたくさんの園児や保護者が
細い竹の棒の先に餅やスルメをぶら下げて
園庭に集まっている謎の光景。
どうも、車椅子の夫と5歳の息子と暮らす主婦こぶたです。
息子の通う保育園には
園行事として“ どんど焼き”がある。
こことは別の場所で生まれ育った私には
全く馴染みのない行事で
それはイカを焼く謎の儀式でしかないわけなのだが。
櫓に火を入れて
竹の爆ぜる音にビックリしながら
今年は珍しく息子も甘酒にトライした。
「あちゅい?あーまだこれはダメだ。まだあちゅい。」
5歳なのに、まだ舌っ足らずで
周りからバカにされることもある。
それが嫌で嫌で仕方ないらしいのだが、
親から見れば可愛いのだ。
「ママ、これフーフーして」
「自分でしなさいよ。できるよ」
「ママが!」
ここから先は
1,468字
/
1画像
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?