心に届く声かけが出来たら
昨日は、朝食を食べて選挙の投票に行きました。
若者も結構来ていました。
近くの図書館で、レポート作成の参考文献を探す時に、ついつい沢山借りてしまいます。その中で、仕事で「あるある」と思うことが沢山載っていたこの本。
飾らない現場のリアルが描かれていました。著者さんも、介護士として働いている方です。
利用者さんと介護する家族の関係を目の当たりにしたり、デイサービスの連絡帳にご家族宛に書かれていた内容を利用者さんが見てしまい激怒・・・「デイサービス行きたくない」には繊細な理由が・・・、人対人、同じような事でも理由は様々ですよね。
介護士として働いていると、「入浴拒否」のような場面に遭遇することがあります。
私は対応がとっても下手(;^_^A
気を紛らわせたり、声かけに「あっ、そうか」と納得してお風呂に向かう利用者さん、そういう対応の上手なスタッフがいます。
入浴自体が、利用者さんにとっても体力のいる事です。
羞恥心にかなり配慮が必要。これは排泄介助にもいえます。同性介助が出来る状況の事業所ばかりではないことは私もわかります。
「家で入るから」「入ってきたよ」とか、中には昔溺れた経験をしてからお風呂が怖い、という方も。
スタッフでも「臭いから」「汚いでしょ」なんていう人も稀にいます。
「入浴の加算をとるために入れるように」と上から圧をかけられるスタッフも。
入浴拒否に至る理由は?と寄り添う姿勢や、気持ちの切り替え、安心感が大事かなと思います。
見られたくない、という方の中に、実は痣が沢山あり、家族からたたくつねる等があったという方や、発疹や褥瘡など着衣のままではなかなか気づきにくいことを見つけて治療ができるなどもあります。そういう意味でも入浴って大事だなと思います。
「私はまだまだ介護されるような立場ではないわ」という方には、仲良しの利用者さんと温泉感覚で入っていただいたり、脱衣所まで行けば諦めて入ってくださる方には、そこまで行く口実を考えたりしました。
利用者さんは、長年の人生経験があり、スタッフの心持ちは意外と見抜かれているなと感じます。
寄り添う気持ちで対応したい、それには自分にも心に余裕が必要だなと思い・・・自分への戒めにと
書いた記事です😌
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