元ケアマネージャーの ワ・タ・シ🙉
ケアマネージャー歴は約9年、主任ケアマネは取得したものの、わずかで辞めました。
辞めた理由は管理者からのパワハラでした。『私の言うことが聞けないならやめていただいて結構』という管理者でした。自分が担当していても、管理者の思うようにはならないケースばかりで、毎日怒鳴られていました。自信を持てないままケアマネージャーをしていたことが、利用者さんやご家族に申し訳ない気持ちもありました。虐待ケースを担当した時、特に自分の無力さを痛感しました。
介護保険の調整役である『ケアマネージャー』
利用者さんやご家族から『ケアマネって偉いんでしょ』と言われた事があります。上下はありません。利用者さんの状態やニーズを把握して必要なサービスの調整の役割、相談役と思っています。
私は、やってしまいすぎるケアマネでした。それが自分の首を締めるし、利用者さんが『こんなことまでしてくれるんだ』と業務の幅を勘違いしてしまうことになります。それは依存させてしまい、自分で考えなくなることにもなりますね。自立支援としては失格。
『ご飯を作ってあげるケアマネ』もいました、それはさすがにやり過ぎだなと思いますが😅
『シャドウワーク』という言葉を聞いたことがありますか?細々とした生活の困り事を、これくらいなら・・・としてしまう。それは『○○さんはやってくれたのに、××さんはやってくれない』というような事を産み出してしまいます。ケアマネージャーだけではなく、ヘルパーさんでも、他の業種でも。
利用者さんのことや業務のことを、家に帰っても考えてしまったり、割りきれないととてもつらい。
割りきれるようになったのは、何年もたってからでした。
サービス調整で、よい方向に向かうと嬉しいし、連携していた関係者さんたちには今も感謝ばかりです。
利用者さんは、こう言ったら失礼かも・・・ですが、愛おしいというか、やっぱり支援したくなるんですよね。
今後、ケアマネージャーとしてはたらくとしたら、割りきって働く気がします。仕事は仕事と割りきって。
仕事として、好きな職務です。