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社会人が小説を読むことについて
こんにちは、故郷和歌山に向かう高速バスの中で記事を書いております、shinshinです。
え、なんで新幹線じゃなくてバスなの?というブルジョワジー達からの疑問の声が飛んで来そうですが圧倒的に高速バスの方が安いからですね。
新幹線だと片道 東京→新大阪まで自由席で約13700円 なのが
高速バスだとなんと半額以下の5700円で帰省ができてしまうのです!
いやでもバスだと帰るのにめっちゃ時間かかるやんという意見もあるかと思います。これは最もで今ぼくが乗っているバスは 東京→大阪で約9時間かかります。
しかしバス内では無料で高速wifiが使用できるのでこうしてnoteを書いたり映画を見たり読書をしたりできるので長い時間も気になりません。
高速バス、ありがとう。新幹線帰省は社会人5,6年目くらいの楽しみにとっておこうと思います笑
さて今日はタイトルの社会人が小説を読むことの意義について書きたいと思います。
僕自身は大学時代はそれほど熱心に本を読んでいたわけではないですが
社会人になってから月に2,3冊は本を読むようになりました。
その理由を考えたときに大学時代と比べると
新しく人に出会ったり旅に出たりする機会が減ったことが挙げられるのではないかと思います。
自分がまだ知らない考え方や世界を知りたい
そう思ったときに1番てっとり早い方法が読書だと感じたように思います。
さてその読書ですが僕はここ最近ほとんどビジネス書ばかり読んで小説はあまり読んでいませんでした。
こうしたビジネス書の類を読んでは 顧客にとってのジョブは〜 であったり情報の構造化を〜 などガチガチのビジネス思考になっていました。
そんな中ここ数日何ヶ月ぶりかに小説を読みました。
それがこちらの
陽だまりの彼女という恋愛小説です。
こちらは2013年に 上野樹里×松本潤ダブル主演で映画化もされた作品で
名前を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。
僕はこの本を読んだのは実は2回目で
最初に読んだのは高校2年生の時で、あまりの面白さに当時友人達にこの本を貸し出していたことを覚えています。
およそ6,7年ぶりに陽だまりの彼女を読み返しましたが当時よりも今の方が共感できる部分が多くて引き込まれました。
・登場人物達が社会人2年目の若手社会人であること。
・舞台が東京で馴染みある街の名前がたくさん出てくる
・社会人の恋愛がリアルで現実味がある
など個人的に楽しめた要素がたくさんありました。
僕と同年代の方にオススメの恋愛小説です!!本持ってるので貸して欲しい人は言ってください笑
さて最後にビジネス書ではなく小説を読むことについて書きたいと思います。
あまり物事を損得勘定で測るのは好きではないのですがとはいっても何も得られることがないものに時間を費やすのは無駄でしかありません。
個人的に久しぶりに小説を読んで感じたことを書きます。
①ビジネス書には答えがあり、小説には答えがない
多くのビジネス書には「こうした方が良いよ!」というハウツーが書かれています。もちろんそうした方法を知るというのは大事なのですがビジネス書ばかり読んでいるとハウツーばかりを追い求めた空疎な人間になってしまうような気が僕はします。一方で小説(映画なども)には概して答えはなく、解釈は読者に委ねられることがほとんどです。
今回、僕が読んだ陽だまりの彼女も最後のラストシーンは主人公にとってハッピーエンドだったのか、それともバッドエンドだったのか。今後主人公はどんな人生を歩んで行くのかといったことが明記されておりません。全てはその小説を読んで読者がどう思うかといったことに委ねられているのです。
この、パズルは渡したからあとは自分の想像で頭の中で組み立てて良いよ
というスタンスが僕にはたまりません。
②小説を読むことで非日常を味わえる
この小説を読み終えて真っ先に感じたことは 非日常を味わえる喜び です。
働き始めるとどうしても日々の生活は単調になりがちですし、ビジネス書を読んでも実際の仕事を意識ながら読むので現実的な世界に浸り続けることになります。
小説を読みながら自分がどういったときに感情が動くのか、何を好み、何を好まないのかといったことを久しぶりに実感できたように思います。
③小説を読むことで多様な表現に出会える
これはぼくがnoteを書いていることに大いに関係していますが笑
小説を読んでいると当たり前ですが文章の組み立て方とか言葉の表現力の豊かさに感心させられます。
自分もこんな文章書いてみたいな〜 と小説を読んで思いました。
長々と書いてきましたが
やはり小説書にはビジネス書にはない魅力があるということを再認識しました。
最近はビジネス書ばかり読んでいたのでたまには小説書も読みたいですね!
ではでは!