ひとづくり・縁づくり・まちづくり
前回まででなぜぼくがテレビからいったん身を引いたのか、その理由をまとめてみた。
じゃあなにがしたいのかについてこれからこのnoteで触れていこうと思う。
それはお寺をハブにしたコミュニティーづくりだ。
お寺のリノベーションといってもいいかもしれない。
明治以前はお寺はさまざまな役割を持つ場だった。
・寺子屋としての学校
・戸籍を管理する役所
・病の人を受け入れる病院
・孤児院
・地域の中心的な公民館 など
そして住職もさまざまな役割をもっていた。
・僧侶
・まちのまとめやく
・まちの相談役
・まちの伝統の伝承者 など
ところがだ。これらの役割は明治政府の発足とともにほぼ全て失ってしまった。
そして残った役割、それがお葬式だった。
ぼくはこれらの失われたお寺の機能をいまの時代に合うようにアレンジして、再興したいと本気で思っている。
みんなが明るく・正しく・仲良く生きるためのサポートをすることがお寺の存在意義だと思っている。
そのキーワードとして掲げているのが「ひとづくり・縁づくり・まちづくり」だ。
そして、この理念をひろく伝えたいというのが、実はこのnoteを始めた1番の理由なんだ。
これからのお寺のめざすあり方をここに綴っていきたいと思う。
まず明日から「ひとづくり」について考えていこう。