100年人生の“ひとづくり”
昨日のポストでこれから光琳寺(ぼくたち)は「ひとづくり・縁づくり・まちづくり」をしていくと宣言した。
お寺が目指すひとづくりとは、なんぞや?
ひとことで言おう!
「生きるを、生ききることだ」
いま100年人生と言われ始めている。
たとえば2000年代に生まれた子どもたちの2人に1人は100歳を超えると予想されている。
仏教では諸行無常というが、人生はいつ果てるかわからないというのが基本姿勢だ。
しかし、平均寿命が延伸していることを考えてみると、個人はいつ死ぬかわからない諸行無常であっても、全体としては人生は長くなりつつある。
それに対応するのがお寺というわけだ。
なぜならばお寺の寿命は長い。
(光琳寺は2025年に創建600年になります)
企業よりも長生きする個人に対して、継続的な支援ができるのはお寺だとぼくは考えている。
そのお寺が、長い人生を生ききれるような支援を継続的にする。
これが「ひとづくり」の大切な背景だ。
※画像がなぜ藤なのか、それは藤は「不死」を表し、長寿を連想するから