商いを飽きないようにするために私がやっていること
「商いは飽きちゃいけないから "アキナイ" なんだ」なんてよく言われます。
ギャグのような話ですがこれは本当です。
商売をするってどこか華やかで、毎日ワクワクすることの連続なんだろうと思われがちですが、実のところ意外とそうでもなくて、案外1日の大半は地味な作業や同じことの繰り返しだったりもします。
これに飽きてしまうと商売が続かないか、我慢できずに変化しすぎるとおかしな方向に行ってしまうのです。
そうは言っても私、とても飽き性なんです。今まで趣味も仕事も3年以上続いたことがありません。
少しやってみて「あ、こんな感じかぁ」とわかるとほかに興味が移ってしまう。
今の夫と結婚するにあたっていちばん心配だったのは、途中で彼のことを飽きてしまわないかどうかでした。
そんな私が女将の仕事を8年も続けていられてるって、もう奇跡に近いんですね。それも、もともとやりたくてしょうがなかった仕事ではないのにです。
どうして急に仕事がこんなに続くようになったかというと、覚悟を決めたからということのほかに、飽きない工夫を随所で行なっているからです。
今日はその方法を少しだけお裾分けしたいと思います。
自分で自分に課題を出す
私の場合、飽きてしまういちばんの原因は、概要がつかめてしまい、追いかけるものがなくなってしまうことなんです。
「うん、なんとなくわかった。はい次!」
こんな感じです。
これを打開するには、自分で自分に課題を出し、つねに頭と体を稼働させておかなければいけません。
わからない、解決したい、どうにかしたいと強く思える何かが必要なのです。
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