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高い成果をあげる人と、凡人では何が違うのか

年末にXを眺めていたら、何人かの有名な経営者が、成功するためには?というテーマについて申し合わせたかのように同じことを言っているのを目にしたんですよね。

そのあとたまたまこのような本をKindleで発見して読んだどころ、高い成果をあげるための重要な要素の1つに、やっぱり似たようなことが書いてあったんです。



ハイパフォーマーと呼ばれる人たちが欠かさないこと

両者が主張する共通項は何かというと、目標をしっかりと設定するということです。

ハイパフォーマー=高い成果を出す人が、普通かそれ以下の成果しか出せない人と違う点は、目標設定にあるそうなのです。


目標設定?なんだそんなことかと思われた方もいると思います。

そうですよね。私もそんな話はさんざん聞いてきました。

なんなら小学生の頃から親や先生にさんざん吹き込まれてきたことです。何を今さら…って話なんですが。


しかし冒頭でご紹介した書籍を読むと、同じ目標設定でもレベルが全く違うことがすぐにわかりました。

世界3万人のハイパフォーマーと呼ばれる人たちを分析してみると、まずは目標を設定する前に自分が何者なのかを明確化していることがわかったそうです。なぜそんなことをするのか。

ひとことで言うと、自分についてよく理解していると、目標設定がしやすいからなんです。

たしかに自分のことを理解していると、自分にとって大切なものや、足りていないこと、何を目指していけばいいのかもハッキリしますよね。

逆に間違った理解ーーコミュニケーションに難があるのにコミュ強だ!と自認していたりすると、的外れな目標設定をしてしまうかもしれません。おそらくしてしまうでしょう。

あるいは自分の価値観にブレがあると、せっかく目標設定をしても途中で「これでいいのか?」と立ち止まってしまうことが出てくるかもしれません。

なので、自分は何者で、何ができて、何ができなくて、どんな価値観を持っているのか?などを、まずは明確にしておく必要があるそうなんですよね。

すごく納得しました。


ハイパフォーマー的、目標設定のコツ

そして目標設定においても、ハイパフォーマーと呼ばれる人たちのやり方には特徴があるそうです。

1つ、明確であること。
2つ、チャレンジングであること。
3つ、期限を設けること。

私たちの何十年におよぶ研究でわかったのは、具体的で困難な目標がある人ほどパフォーマンスが高いということだ。その目標が本人が考えたものか、与えられたものかは関係ない。はっきりした「ストレッチ・ゴール(背伸びした目標)」は人の意欲をそそり、それが仕事の楽しみや、生産性、収益性、満足感につながる。人生の各領域でストレッチ・ゴールを選ぶことは、ハイパフォーマンスの良い出発点となる。
(中略)
また、目標には期限を設けるべきだ。さもないと追求をやめてしまう。チャレンジングな目標は、達成するための具体的な計画ーーすなわち、いつどこで何をするかーーがあったほうが、達成率が「倍以上」になるという研究結果もある。
(太字は小保下による)

—『世界3万人のハイパフォーマー分析でわかった 成功し続ける人の6つの習慣』ブレンドン・バーチャード著

つまり、いつかお店を持ちたい!みたいなほわっとした設定ではなく、3年以内に〇〇駅の周辺で○坪ぐらいのテナントを借りて〇〇屋を開業する。みたいな、具体的でやや困難な設定の仕方のほうが達成する可能性が高いということです。


そしてさらに言うと、ハイパフォーマーと呼ばれる人たちは、自分がなりたい姿や目指したい理想について考えることに、凡人よりも多くの時間を割いているそうです。

なんでもそうですが、1つのことについてよくよく考えると、ソレの輪郭がどんどんはっきりしてきますよね。

自分のなりたい理想についても同様で、考えれば考えるほどどうなりたいのか?何がしたいのか?が明確化されていきます。そして普段の何気ない行動も、自分のなりたい姿や目指したい理想に少しでも近づくような選択肢をえらべるようになるのです。

おそらく彼らは日頃から、自分が設定した目標や理想像が、パソコンのOSのように脳内にセットされている状態で生活しているんでしょうね。ブレずに目標を追いかけられるわけです。


考えてみれば、私が20代の時ってどんなスモールビジネスを始めても結果は中途半端なものでした。

でも30代になってからは、あるていどですけど、女将という仕事で結果を残してきたように思います。なぜならいい意味で頑固になってきたからです。

こんな店作りをしたい!月にこれだけの売り上げが必要だ!といった明確な目的、目標、願望がはっきりとあって、それが常に頭の中に入っていたように思います。

それが成果を出すために大事なこととは全く意識していなかったのですが、後から振り返ってみたらそうだと気づきました。

常に意識するってやっぱり大事なんですね。


読むだけ簡単な「自分軸づくり」の方法とは

でも年がら年中、目標について意識するっていうのもなかなか難しい話ではあります。

それで、こちらもまた年末に読んだ記事なんですが、いいなと思ったのでシェアします。


上記記事は、自分専用の「200の行動指針」を毎日読むことで、高い成果を出しておられる方のお話です。

200ってすごいですよね。いくつか拝見したんですが、

・忙しくても採用と集客を止めない
・自分自身が次のステージに行く
・まずは自分がやる。自分なりの成功イメージ、方針を持つ

など、文字通り日々の行動の指針となりそうな言葉がズラリ並んでいました。ちょっと選択に迷ったときなんかに、すぐに引き出しから取り出せそう。

これをまいにち頭に擦り込んでいけば、立派な「自分軸」が出来上がるだろうなと感じました。


目標を立てることが成功への近道、なんてほんと小学生にでも伝えるかのような初歩的な教えです。

だけどこんな簡単なことでも、年がら年中、徹底して意識することで成果が上がるというのならぜひ私も能動的に取り組んでみたいものだと思いました。

ということでせっかくの年初めですから、今年の私の目標は「自分の行動指針を作り、それを毎日読む」こととしたいと思います。

さすがに初めから200項目もあると読むのが面倒になってしまいそうなので、まずは20個ぐらいから。

読むのを忘れないように、冒頭の書籍で紹介されていたスマホのリマインダー機能を使って、朝に1回と、振り返りのための夜1回、設定してしばらく続けてみようと思います。

騙されたと思って1回やってみます!誰か一緒にやりませんか???

それではまた次回☆



以下はおまけ。

自分で取り決めた行動指針を公開できる範囲でご紹介してみます。

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