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自営業者が無収入になったらどうやって生き延びればいいか
自分で商売をするリスクといえば、なんといっても明日の収入がどうなるかわからないことです。
事故、病気、天災、不況。いつ何が起こってもおかしくありません。
以前からお話ししているように、我が家は今、店舗移転のために休業しておりまして、それがもう半年以上も続いています。
いちおう新しい店舗のオープンに向けて準備は着々と進めてはいるのですが、当然ながら事業からの収入はゼロで、無職同然の状態です。
でも、ちゃんと健康に生きてますし、子どももスクスク成長しています。
私はかれこれ無職同然の状態になるのが人生で3度目なので、慣れたくないですが少し慣れました。今回は夫もいるので心強いです。
ということで今日は、自営業者が無収入になったらどうやって生き延びればいいかについてお話ししてみたいと思います。ちょっと長いです。
貯金と金融商品、どちらを崩すか
収入がなくなったらまず考えるのが、貯金の取り崩しや金融資産の売却かと思います。
ここで人によっては、現金を残し金融資産のほうを売却しようと考えるんですね。
私もやったことがあるので心理はわかります。
現金は何にでも使えるし、いつでも銀行から引き出せるから安心。だからなるべくたくさん手元に残しておきたい。
一方で金融資産は、現金を使って購入した "モノ" という感覚。いつどうなるかわからないし、現金と違って不確定要素ありまくり。
だからせっかくお金を増やす目的で買ったのに、不安から開放されるために何かあったらすぐ換金するという選択をしてしまうのです。
ただ、あるていどの現金があるにも関わらず真っ先に金融資産に手をつけてしまうのは、少しもったいないかもしれません。
というのも、両者を保有し続けることでいくらの収益が得られるかを考えたときに、一般的には預貯金に付く利息より金融資産の配当のほうが利回りがいいからです。
保有している金融商品が配当が出ないタイプの場合でも、局面によっては今後の値上がりが期待できます。
その可能性があるなら、まずは現金から取り崩していったほうがいいんじゃないかなと。
私も今回、長期運用を目的として保有している金融資産には一切手をつけていないです。
"つなぎ" の仕事は後腐れのないものを
無収入期間があるていど長期化することが予想され、体がバリバリ動くような状態であれば、とうぜん何かしらの形で働くことを模索しますよね。
ここでは再び同じ職に戻ることを前提としているので、正社員の求人を探すという選択肢はまずありません。
すると、アルバイトですね。
ただいくら専門的なスキルがあったとしても、数ヶ月から1年そこらで辞めてしまうとわかっている人を、わざわざ雇う企業があるとはあまり考えられません。
長期で働きます!と嘘をついて入ってしまえばバレないかもしれませんが、あまり良い顔をされないのは目に見えています。この辺は個人個人の良心に任されるところです。
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