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ローカルのお店では、厄介なお客さまを出禁にすることが難しい。そのわけと対策は?
以前こんな記事を書きました。
簡単に説明すると、明らかな迷惑をかけてくるお客さまには、直接的にせよ遠回しにせよ、もううちの店には来てもらえない、ということをきちんと伝えるべきだ。どんなお客様でも受け入れる姿勢で経営していたのでは身が持たない、という内容でした。
記事では具体的にNOを示す方法について2通りご紹介しました。ただそのうちの一つ「直接はっきりと出禁を言い渡す」については、自分で書いておきながらなんなんですが、実行するのはたいへん難しいです。
勇気を出せばいいだけ、と言われたら確かにその通りなのです。だけどとくにローカルにおいては、勇気を出すだけでは済まないある事情が絡んでくるのです。
ローカルのお客さまの特徴とは
なぜローカルではお客さまを出禁にすることが難しいのか。そこには、大都会と違ってお客さま同士がいろんなところで繋がっていることが関係しています。
たとえば、病院の先生と患者さんが店で居合わせてこんにちはするとか、他の店で飲み仲間になった人同士が偶然別の店で一緒になって「おっ、ここにも来てたんですね?私もです(ニヤリ)」みたいなことはしょっちゅうあります。「あの人とこの人って知り合いだったんだ!」と驚愕することは日常茶飯事です。いや、もはや驚きもしなくなりました。
また、お客さまと話をしているうちに、ある人が共通の知り合いだったことが判ったり、たまたま通っているお店が同じだったことが判明したりして、いろんな人といろんなところで繋がっていることに気付かされます。
変な話、人の悪口なんて絶対に言えないです。お客さま同士、というか、町全体が網の目のように繋がっていて、誰がどのグループに所属しているのかなどという全体像はとてもじゃないですが把握することができないのですから。
迷惑なお客さまが現れたときにはっきりと出禁にできないのは、このように複雑に絡み合ったローカルコミュニティが最大のネックなのです。
出禁にしたくてもできない大人の事情3パターン
このような大前提を踏まえたうえで、出禁にしたいけどできない複雑な大人の事情をいくつか書き綴ってみたいと思います。
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