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立春:春告草につもる雪          如月の宵に白菜の鍋

土曜は積雪予報だったけれど積もることはなく、
午後になると穏やかな晴天になり、
少し冷え込みもゆるむかなと思っていたところ。
一夜明けると、辺りはうっすら白の世界。

朝7時半、カメラ片手に雪見。
手がかじかむ寒さの中、雪をのせた春告草。
梅の凜とした佇まいをフレームにおさめる。

朝日が照らしはじめた雪の積もった松
紫陽花の株
6月の開花にむけ、芽吹いた若葉につもる雪
障子のガラス窓がフレームになり、雪景色をきりとる

築およそ60年の実家。
リフォームをして障子があるのは仏間だけになってしまった。

午後、雪がなくなった後
雑草も芽吹きはじめている・・・・。これも春の兆し

冷蔵庫の残り物整理。あり合わせの食材で済ませる晩ご飯。

白菜のクタクタ煮。
ニンジン、ネギ、角天、赤カブ、煮干し、ワカメ・・・。
とりあえず具だくさんに、と鍋に合いそうなものを入れてみる
みそ仕立て
具材の出汁がからんだ春雨がおいしい

とにかく具材を詰め込めば、それなりに出来あがる「お鍋」は
頼りになるおかず。

あったかお鍋で温まりながら、朝の雪景色を振り返る。

いくつかある「如月」の語源の一つ、
草木の芽が張り出すことから「草木張月」(くさきはるつき)。

雪のおかげで春の兆しに気づけた今日の出来事。

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