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しゃぼん玉、春を泳ぐ
花見をする人たちでにぎわう近所の公園を散歩。
芝生の広場で一休み。
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というところへ、
しゃぼん玉師(小学生)という人が現われ、
無数の小さな球体を見事に舞い上がらせる。
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ボール遊びや公園で遊んでいた子ども達が
あっという間に芝生に集まり、
嬉しそうに楽しそうに
シャボン玉をつかもうと空にむかって手をのばす。
それは小さな春の祝祭の1シーンのようで、
その感じを残せるのか、
夢中になってシャボン玉を追いかけてシャッターを切ってみた。
子ども達がはしゃいでいるところは、
プライバシー保護で残せないけど、
なんとか雰囲気が分かるようなものを数枚おさめてみる。
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そういえば、「石鹸玉」は春の季語。
今年は桜に加え、季語の石鹸玉の演出つきの花見となり、
おまけをもらったような嬉しい気分。
満開を過ぎ、そろそろ散る頃。
そちらの桜は、どうですか?
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<春の季語;石鹸玉>
春の日に映えて黄に紫に中空に消えてゆく。
風船や風車とともにのどかな春の景物。/新歳時記(三省堂)
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ネットで今日にピッタリの俳句を見つける。
「うすうすと 幾つもあげぬ 石鹸玉」原石鼎
(うっすらと見えるシャボン玉をいくつも空に上げている)HP俳句の教科書