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VUCA時代に対応できる自走する組織をつくりたい【エム・シーシー食品×デザイン経営】

 エム・シーシー食品はカレーをはじめ調理済み食品メーカーとして確固たる地位を築いています。ただ、安心、安全が第一に求められる食品業界において業務用を中心に事業を展開してきたため、保守的な風土が根付いているといいます。

 先行きが不透明なVUCAの時代に、変化に柔軟に対応して新たなことにチャレンジする組織づくりが欠かせないと判断。これまでもプロジェクトチームづくりにはチャレンジしてきたものの、各プロジェクトにおける考え方の整理、KPI(業務レベルにおける具体的な目標設定)やKGI(企業全体の戦略的な目標)の明確化、権限などがあいまいであったため、社員の間にも戸惑いがありました。今回、メンターの岩野氏から「会社はお膳立てしてあげることでチームを自走させることが重要」と指摘を受けました。

 それをふまえ、「味の感動を伝える」という目標に沿ってブランディングチーム、100周年チーム、企業PRチームなどの各プロジェクトチームにおいて具体的な目標、それを達成する上で必要なスキル、権限や期限、参加する社員にとってメリットが感じられるような会社の支援を明確にすることにより自走する組織づくりを目指しています。

 担当メンターの岩野氏は「ルールと役割が定まっているサッカーと比べてみると、チームにとって必要なルール作りやチームワークなど足りないものがわかる。ぜひ良いチームを作ってほしい」とコメントしました。

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MCCはまもなく創業100周年。神戸から味の感動を伝え続けます。

新工場外観

2022年3月稼働予定のポートアイランド新工場外観。


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