「WALL GALLERYのカウンターの気持ち」
今日は新長田の地下街にある「WALL GALLERYのカウンター」さんにインタビューしました。
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-記者-
表示されている時刻は、阪神淡路大震災が発生した時刻ですか?
-カウンター-
そうだよ
左が震災当時の時刻、右が現在の時刻になっているんだ
阪神淡路大震災が起こった1995年1月から26年経ったんだな
早かったような、長かったような・・・
新長田の街は火災による被害も大きくて、本当に大変だったんだよ
-記者-
私は生まれたばかりだったので当時の記憶はないのですが、
学校の授業の中で当時の状況を学びました
決して風化させてはいけないですね
-カウンター-
そのとおり
日本は地震の多い国だから、過去の地震の経験から学んで
備えていくことがとっても大事だね
-記者-
そうですね
油断はせず、常に減災や防災意識をもって備えないといけませんね
-カウンター-
僕の後ろにベンチがあるのが見えるかい?
-記者-
はい、見えます
-カウンター-
あれは「神戸の壁」の基礎部分を使って作られたベンチなんだ
「神戸の壁」は知ってるかい?
-記者-
すみません、知らないです
-カウンター-
「神戸の壁」は若松町に公設市場の防火壁として建てられた壁で、戦火も震災も耐え抜いた壁なんだ
壁自体は淡路市の北淡震災記念公園に移設されているんだけど、基礎部分をベンチとして作り直したんだよ
ここ「WALL GALLERY」と「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」に置かれているんだ
震災当時の写真もたくさん展示されているから、ベンチに座ってしっかりと学んでいってほしいと思うよ
-記者-
震災を風化させないように、学んで後世へとつなげていきます
ありがとうございました
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