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2022年の注目は3つの「3」!

あくまで私の個人的な見解ですが、今年2022年は3つの「3」が大注目される年と予想します。

まず1つ目の「3」は、、、

スコープ3

2022年に企業経営者が絶対に覚えなくてはいけない用語があるとしたら、「スコープ3」だろう。温暖化ガスの排出は簡単に3つに分類される。自社が事業で排出する分は「スコープ1」、他社から供給された電気やガスの使用に伴う排出は「スコープ2」、サプライチェーン(供給網)など取引先の排出分は「スコープ3」と呼ばれる。企業が出す温暖化ガスの65~90%をスコープ3が占め、この間接排出の削減が急務とされる。

もはやこれ抜きで脱炭素は語れなくなってきました。
昨年までは、脱炭素と言えば大企業中心に取り組みが進んできた印象ですが、この「スコープ3」が無視できなくなると、いよいよ中小企業も脱炭素化に向けてコミットしなければ取り残される時代となります。
大企業のサプライチェーン上で事業を行っている中小企業は特にです。
逆に、先手を打って脱炭素化にシフトしていくことのできた企業にとっては大きなビジネスチャンスです。
そういった意味で、2022年は脱炭素化へ向けた取り組みの裾野がより広がっていく年になると予想します。
脱炭素は、もはや中小企業といえども無視できない大きな底流となりつつあります。

続いて2つ目の「3」は、、、

Web3

国家や企業のサーバーに中央管理されずに利用者同士が情報や経済価値をやり取りする分散型(decentralized)の構造がWeb3の特徴とされる。これまでに最も普及したWeb3型サービスはビットコインなどの暗号資産であり、Web3の応用範囲を飛躍的に広げる基盤として急速に注目が高まっている技術が、ブロックチェーン上で発行される証明書である「非代替性トークン(NFT)」だ。

このトレンド自体は何年も前からありましたが、こういった概念では昨年頃からアメリカのテック業界を中心に話題になりました。

Web1.0とは1990年代のウェブ黎明期の頃であり、コンテンツをウェブに公開すれば誰でもその情報にアクセスできるようになりました。
この頃の特徴はコンテンツ発信は一方通行ということと、基本的には大企業によるクリエイターやオーディエンスの支配はなく、オープンな状況であったということです。

2000年代に入り、SNS等が登場すると双方向の情報のやり取りが活発になり、誰でもウェブ上で読み書きできるようになりました。
これがWeb2.0です。
しかし、その一方で次のような問題も起こるようになりました。

Web 2.0の時代が進むにつれ「GAFAM」に代表される巨大IT企業のサービスやクラウド基盤にもろもろの情報のやり取りや経済取引が依存するようになった。同時にそれらの巨大IT企業は利用者の利用行動を逐一追跡して記録し、ターゲット広告サービスなどの売り物のデータにして莫大な利益を上げるようになった。

Web2.0とは、テック業界の巨人たちによる支配を前提としたあり方ということなのでしょう。

この流れに対するアンチテーゼとして登場したのがWeb3です。
Web2.0では巨大テック企業による中央集権的な体制でしたが、Web3ではブロックチェーンという技術の登場により、非中央集権的なウェブのあり方が可能となりました。
これによって、クリエイターが巨大テックの支配を受けずに直接オーディエンスと繋がることも可能となります。
また、Web3の特徴とは、そのクリエイターを応援するファンも一緒に稼ぐことができるという点にあります。
なぜかという技術的な説明は専門家ではない私にはうまく伝えられる自信はありませんので、気になった方はお調べ下さい。。。
なお、Web3に関連するキーワードとして、NFT、DAO、DeFi、GameFi、、、などなどがありますが、こちらも気になった方は是非調べてみてはいかがでしょうか。
もちろん、私には説明できません。。。
Web3がスタンダードになるのか、はたまた単なるテックバブルとして萎んでしまうのか、私にはわかりません。
ただ、この界隈にて世の中の大きなうねりが起こっていることは間違いないようですので、今年は注目していきたいと思います。

そして最後の「3」は、、、

パンデミック3年目

最後は何だかこじつけみたいになってしまいましたが、世界にとってこの3年目こそ重要な局面であることは間違いありません。
中国では北京オリンピックを控え、ゼロコロナ対策に躍起になっています。
一方、欧米諸国はコロナとの共存の道を探っているようです。
そのような中、わが国ではどのような政策を取るのかが注目されます。
これも何が正しいのかはわかりません。
世界が新型コロナウィルスに対する免疫を徐々に獲得しつつある3年目、果たしてどのような1年になるのでしょうか。

最後に、、、

3つの「3」をここまで見てきましたが、いかがでしょうか。
どれも今年は重要なキーワードになると思います。
(最後のやつはこじつけっぽいですが。。。)

最後に、2022年の予想などと何やら偉そうに言ってしまいましたが、
「何を今更、そんなのみんな知ってるわ!」
といった厳しい突っ込みはどうかご勘弁を、、、


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