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10~12月に遊んだゲームを振り返る 〜バルダーズゲート3に再挑戦〜

1月も今日で終わってしまいますが、あけましておめでとうございます!
とあるゲームに夢中になりすぎて、気づけば2024年が終わっていた…

広く浅くゲームを遊ぶ自分が、珍しく3ヶ月もかけてクリアしたゲーム。

“バルダーズゲート3"

発売当初、1章の途中まで遊んだが膨大なボリュームと自由度の高さにビビって放置してしまっていた。

2024年に始めたゲームは、2024年に終わらせてやろうじゃないか。
決意を胸に、再びバルダーズゲートの世界に飛び込んだ。



プレイ機種

PS5・PSportal(リモートプレイヤー)

クリア時間

196時間

バルダーズゲート3ってどんなゲーム?

TRPG”ダンジョンズ&ドラゴンズ”をベースにしたターン制RPG。
会話・行動の可否やダメージなど、すべてがダイスロールで決まる。

ダイス運がストーリーを左右する

キャラクリ・ストーリーの自由度が高く、プレイヤーの選択により1万7000パターンのエンディングに分岐する…!

濃厚なストーリー・癖の強いキャラクター・ヒリつく戦略バトルが魅力でもあり、人を選ぶゲームでもある。
ハマれば底なし沼。

D&Dやバルダーズゲートシリーズを未プレイでも楽しめるようになっている。

PSportalをゲットしてリベンジ

「PSportalとバルダーズゲートの相性良くね…?」
そう思い、PSportalでバルダーズゲートを数か月ぶりに起動した。
大正解だった…!
これならベッドでぬくぬくしながら、クリアできそう!

こうなると布団から出れない

こうしてバルダーズゲートを再開。

久しぶりのプレイだから、ストーリーは一切覚えていなかった。
ストーリー序盤で放置していて良かったと思う。

前回までのあらすじ

キャラクリだけで2時間ほど費やす。
種族やジョブが多すぎて、無限に時間が吸われていく…

悩みながらもドラウ(ダークエルフ)という種族で、
ジョブはバード(吟遊詩人)のキャラを制作。
動物が好きなので、動物と会話できる魔法を最初から習得しておいた。

服装もバードらしくコーディネート

「美人なドラウが完成したぞ」と喜んでいたのも束の間。
開始早々、寄生虫を目に突っ込まれる。

どうやら放っておくと、自我を失くし化け物のような見た目になってしまうようだ。

寄生虫を治療しないとこうなる

同じく寄生虫を入れられた仲間たちと共に、治療法を探す旅に出たのだが…

仲間の下着鑑賞をして
仲間から装備を剥ぎ
バルダーズゲート界のエロ本を読む

こんなことをしていたら、メインクエストがほとんど進まないまま30時間経過。
これが去年の1月の出来事だ…

パーティーメンバーとの関係

主人公の行動によって、パーティーメンバーと色んな関係を築くことができる。

主人公にブチ切れてパーティーから永久離脱することもあるし、
恋人関係になることも…!

幸い永久離脱したキャラは0…!
恋人関係になったキャラが2人もいた。

モテる主人公は辛いぜ…

恋人①  レイゼル

ギスヤンキという種族
話し合いより戦いを好む
知らないうちに夜這いされて、
気づいたら恋人になっていた
もはや不慮の事故
恋人②ができたので、お別れしていただいた

恋人② ゲイル

魔法使いのおじさん
ユーモアがあり、知的好奇心旺盛
元恋人が女神というとんでもない経歴をもつ
レイゼルとは打って変わってロマンチスト
訳あって分かり合えず破局
(もちろん破局しないエンドもある)

誰とも結ばれない終わりを迎えた。
二兎を追う者は一兎をも得ず。

メインストーリーでの選択

バルダーズゲートでは、無限にメインストーリーが分岐する。

よくあるRPGで例えるなら
勇者として魔王を倒すこともできるし、
魔王として世界を征服することもできる。

善と悪。
どちら側の立場としてクエストを解決するかによって、その後のストーリーの展開もガラッと変わる。

仲間になるキャラすらも変わるから、
プレイヤーの数だけストーリーが存在すると言っても過言ではない。

自分はできる限り善とされるような行動や選択肢を選んだ。
バードらしく平和に話し合いや説得で解決するスタンス。
戦闘は最終手段だ!

無事、明るく希望に満ちたエンディングにたどり着けました!

細かく書きたいところだけど、これから遊ぶ人のためにもできる限りネタバレはしたくない…!

珍事件発生

親切心で石化したNPCを助けたら、不治の病の悪化を石化で止めていたためトドメを刺してしまったり、
世界を救うはずのドラゴンを知らぬ間に倒しちゃってて「やっべ…」と思いながら逃げたり、
既に珍事件だらけの冒険中の出来事…

訪れた町で、悪ガキたちの秘密基地に不法侵入した。
すると、子供に通報されたようだ。
町の衛兵に「逮捕する!」と声をかけられる。

バルダーズゲートではダイス運が良ければ、衛兵をうまくやり過ごせるのだ。

主人公「あの悪ガキ、嘘ついてるんすよ…」
衛兵「確かにそうだ」

衛兵もチョロいな!と調子に乗っていた…

だがなぜかバグってしまい、ダイスロールに成功しても「逮捕する!」の無限ループに陥る…
もうこうなると逮捕されるか、衛兵を殺るしかない。
逮捕も殺人も嫌だ…!

バルダーズゲートは自由度が高いゲーム。
何とか平和に切り抜けて見せよう!

考えた末…
衛兵の前を通るたびに透明化の魔法を使うことで、何とかこの珍事件をやり過ごすことができた!

思わず冷や汗をかいたハプニング…

一番好きな要素

このゲームにおいて一番好きな要素。
“動物との会話“

ゲーム内の動物は普段“ニャー”や“ワン“と言っているようにしか聞こえない。

だけど魔法を使ったり、一部のジョブなら動物の言葉が理解できて、会話をすることができる。

別に動物と会話しなくても、メインストーリーはクリアはできる。
だけど、動物と話をすることでクエスト攻略の幅は広がり、ゲームへの理解も深まる。
そして何より動物がかわいい!

動物たちは、それぞれ性格や背景が異なっている。
人型のNPC並…もしくはそれ以上に個性的。

紳士的な豚
商人のネズミ
人懐っこいゾンビ犬

話しかけられる動物全てに話しかけた結果、
クリアまでに約200時間かかってしまって疲労困憊。

ゲームの進め方によっては、拠点に動物を連れてきて愛でることもできる…!

ヨーシヨシヨシ


バルダーズゲートのここが怖い

とにかく現実の時間が経つのが早い。
バルダーズゲートをプレイしているときだけ、時空が歪められているんじゃないかと思った。

1時間だけゲームを遊んだつもりで時計を見たときに、
4時間経過していたときはさすがに怖くなった。
時計壊れた…?

このゲームは、マップが果てしなく広いのにキャラが小さい。
移動速度もモッサリしている。
きっと時間の感覚がおかしくなったのは、これらが原因だろう。

ボード上でキャラクターの駒を動かしているイメージなんだと思う

戦闘システムもそれに拍車をかけている。
ターン制かつ高難易度なので、長考になりがち。

魔法?それとも殴る?突き落とす?考えることが多い

時間を忘れて熱中できるほど楽しいという証拠ではあるんだけど、
ここまで時間の感覚がバグったことがことが無かったから本当に怖かった…

感想

メインストーリーをクリアするだけで200時間もかけたゲームはバルダーズゲート3がはじめて!
遊んでも遊んでも、底が見えない。
無事クリアできてよかったと、ひとまず安心。

そして「ほとんどの要素を遊び尽くしたぞ!」
という達成感!

癖が強すぎるし、システムは難しい。
戦闘も難易度が高いし、不便なことも多い。
D&D未履修な人にとっては専門用語だらけ。
ハマる人は一握りかもしれない。

だけどハマったら一生かけて遊べる最高のゲーム。
ずっとずっと味がするゲームだ。
2周目は悪人プレイで遊んでみたい…!

バルダーズゲートにはじまり、バルダーズゲートに終わる2024年


おまけ

クリア後の余韻に浸るためにダンジョンズ&ドラゴンズの映画を見ようとAmazonプライムビデオを物色していたら…

プライムビデオオリジナルのアンソロジーアニメ『シークレット・レベル』の第1話がまさかのダンジョンズ&ドラゴンズのエピソード。
そちらもクオリティが高く見事にハマる。

15分のアニメで1話完結型。
スキマ時間でみれるのに、ちょっとした映画を観た気分になれる。

他にもロックマンやアーマード・コアのエピソードもあるので、ゲーマーの皆にオススメしたい…!

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