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7月にプレイしたゲームを振り返る

夫婦揃ってコロナに感染した7月。
幸い症状が軽く、自宅療養中にたくさんゲームをすることができました!

7月にプレイしたゲームはどれも自分の好みドンピシャだったから、書くのがすごく大変だった。

好きなものについて書くnoteって難しすぎませんか?
自分の語彙力で魅力を伝え切れる気がしない…


RUINER(PS4/switch/steam)

――2091年、暴力とテクノロジーに支配された都市「レンゴクシティ」


諸君、私はサイバーパンクが好きだ

サイバーパンクな世界観のゲームなら、とにかくなんでも買ってしまう。

ネオンがギラつく近未来的で電子化された世界。
なのに暴力的で退廃的、それがサイバーパンク。

この雰囲気、たまらない

そんな世界観にどっぷり浸かれる”THE サイバーパンク”なゲームだった。


『RUINER』は見下ろし視点のシューティングアクションゲーム。

舞台は2091年の巨大サイバー都市"レンゴクシティ"
兄を誘拐された主人公は、レンゴクシティを牛耳る大企業相手に反逆を起こす。

主人公を助ける謎のハッカー

サイバーパンクな世界観だから難しい単語が並ぶものの、ストーリーは単純明快。

"兄を助けるために戦う"

マリオ並にわかりやすい


なんなら主人公の背中にはデカデカと"弟"と書いている。

「ダサッ…」と思うだろうけど、これがすごくカッコいいんだ。


レンゴクシティの住民は、主人公に負けず劣らず個性的。

こんな住人たちが暮らすレンゴクシティは、不思議でアングラな魅力がたっぷり。

私が大好きなセクシー覆面シスター

クリアする頃には、この街が大好きになった。

戦闘は高難易度のシューティングアクション。

左スティックで移動・右スティックで体の向きを変える。
いわゆるツインスティックシューター

この操作がかなり独特で難しい。

倒した敵の武器を拾い、それで戦うことになる。
ただ死んでしまうと武器はロストし、銃の弾薬も補充できない。
だから武器は使い捨て。

"倒して・拾って・使って・捨てる"
なんだか悪いことをしている気分だけど、サイバーパンクな世界では何をしても許されそう。

武器に愛着を持つ暇なんてない

そして何よりもBGMがサイバーパンクなRUINERの世界にピッタリ!
なんと平沢進氏が楽曲提供をしている。

レンゴクシティで何をするでもなく、ウットリと聴き入ってしまった。

ゲームの難易度はかなり高め。
自分はノーマルを選択しました!

だけど1つのダンジョンで50回以上死ぬことなんて当たり前。
死にゲーの代表作『ダークソウル』以上に死にました。

ノーマルとハードを間違えて選択したのかと思ったほど。

途中で難易度を下げようかと思った


他にもイージーとハードの難易度が選べる。
このゲームでは、イージーが他ゲームのノーマル相当だと思ってもいい…

クリアまでにかかった時間は11時間ほど。

なんと実写映画化もつい最近決まり、今アツいゲームです!




アヴェウムの騎士団(PS5/steam)

魔法の力を呼び起こし、エバーウォーを阻止し、世界を救え


Amazonで『アヴェウムの騎士団』が投げ売りされているのを発見。
これは救出しなければ…

この直後、PSplusのフリープレイに登場

あまり期待せずに買ったものの、いざ遊んでみると自分の中で評価がひっくり返ったゲーム。

とてもいい買い物でした!

『アヴェウムの騎士団』はFPS&謎解き要素のあるアクションRPG。(一人用)

何千年もの紛争が続く魔法世界の"アヴェウム"
そんな世界で生きていくために、主人公の"ジャック"はスリに勤しむ毎日。

魔法が全てのアヴェウムでは、魔法をうまく使えない者は厳しい生活を強いられる。

孤児の面倒もみるジャック

毎日生き抜くことに精一杯で、戦争なんて興味のなかったジャック。
そんなジャックがとある出来事をきっかけに、戦士として戦争に巻き込まれてゆく。


ストーリーがアツくて、大袈裟かもしれないけどMARVEL映画かのような魅力を感じた!
魔法版アベンジャーズ…!?

ただ、せっかくの良いストーリーがカタカナだらけの専門用語が多いせいで難解…!

FF13の専門用語の難解さをネタにしたネットミームで
"パルスのファルシのルシがパージでコクーン"
というものがある。

『アヴェウムの騎士団』でも、負けず劣らず専門用語がずらっと並ぶ台詞が多々登場する…

そんな序盤さえ乗り越えれば、だんだんと世界観やストーリーも把握できて楽しくなっていくんだけど…


『アヴェウムの騎士団』は、魔法版FPS
銃を撃つ感覚で、主人公は3色の魔法を撃って戦う。

Ghostwire Tokyoに近い戦闘システム

青→ピストル
赤→ショットガン
緑→マシンガン

のイメージ。

「小さくてすばやい敵には赤魔法で一網打尽だー!」と魔法マスターになった気分。

他にもシールドを出す魔法や、敵を引き寄せるグラップルの魔法も…!

バリアを出しながら魔法を撃てる

自分のエイムが悪く、何回も死んでしまった…
死にゲーではないものの、割と難しい。


でもこのゲーム、実は謎解き(パズル)がメインといっても過言ではない…!

『アヴェウムの騎士団』では、フィールドのさまざまな場所にパズルが仕掛けられている。

魔法×パズル

敵と戦っている時間よりも、パズルを解いている時間の方が圧倒的に長かった。

一つ一つの謎解きが難しいながらも、謎解きが苦手な自分でも頑張れば解ける難易度。
(とはいいつつ諦めた謎解きもある…)

パズルを解いて宝箱にありつけた時の達成感がとてつもない…!

難しいパズルには、それに見合ったレアな報酬が用意されていたのも嬉しいポイント!
理解わかってるねぇ…」なんて思わず偉そうに唸ってしまった


魔法FPSをウリにしているゲームだから、プレイ前は『Ghostwire Tokyo』のようなFPSを想像していた。

だけど実際には、謎解きもアクションも楽しめる『トゥームレイダー』のようなゲームで嬉しい誤算!

ボス戦もアツい

隅から隅まで探索&謎解きをしたから、クリアまでに35時間ほどかかりました!

一般的な評価はあまり良くない『アヴェウムの騎士団』
だけど自分にとっては大当たり。

ゲームはやっぱり自分でやってみないことには、わからないね…!




フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと(PS4•5/switch/steam)

ワシントン州のとある一族の奇妙な物語


こちらも過去にPSplusのフリープレイで配布されたまま積んでいたので、遊んでみました!

『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』はウォーキングシミュレーターのアドベンチャー。

プレイヤーはフィンチ家の生き残りの"エディス"となり、家族が昔住んでいた屋敷を訪れる。
なぜ自分が生き残りなのか・家族に何が起きたのかを知っていく。

フィンチ家は大家族

時にはネコになって樹の上を歩いたり、
缶詰工場で魚の頭をひたすら切り落としたり…
プレイヤーはフィンチ家の人々の人生を追体験する。

人生を追体験する人物によって、ゲーム性も異なる

このゲーム、とにかく没入感がすごい!
エディスの心の声が文字として現れ、進むべき方向へ消えていく演出。

字幕によって雰囲気が損なわれない工夫

映画を観ているような感覚で、気づけば最後まで一気にプレイしてしまいました!

クリア後の考察も捗る捗る!
考察記事を探したりして、しばらく余韻に浸ってしまいました!

クリア時間は4時間ほど。
分岐がない一本道のシナリオ。

steamのレビューも驚異の10点満点!
納得のクオリティでした!




Sherlock Holmes Chapter One (PS4•5/steam)

運命に定められた伝説的存在になるために、自分の過去に向き合う時が来た


名探偵・シャーロックホームズが主人公の、オープンワールドのミステリーアドベンチャーゲーム。
戦闘にはアクション要素もあり、『ジャッジアイズ』に近い。

少し前にシャーロックホームズが登場する『緋色の研究』という小説を読んだ。
そこから私はシャーロックホームズの虜に…!

青空文庫で無料で読める

抜群の推理力と観察眼をもち、相手を一目見ただけで職業などを見抜いてしまうほど。

探偵業に役立たないものは全く興味がない。
なのにバイオリンが好きだし、薬物中毒でもある。

そのうえ武術に長けていて、射撃の腕は超一流ときた!

そんな魅力に溢れるシャーロックホームズになり、事件を解決できる夢のようなゲームが『Sherlock Holmes Chapter One』

ハンサムすぎる

若かりし頃のホームズになり相棒の"ジョン"と共に、"コルドナ"という島で様々な事件を解決する。

コルドナはとても広大で、オープンワールドになっている。

ここに映ってるのは一部

コルドナ中を駆け回って事件に遭遇したり、証拠集めや聞き込みをして華麗に事件を解決に導く。


ホームズの優れた観察眼の設定はしっかりゲームでも活かされている。
なんと道行く人々を観察すると、職業や性格などを知ることができる。

「海藻で編み物をする」なんてわかるの!?

ホームズオタク大歓喜!

変装の達人でもあるホームズ。
ゲーム内でも変装を駆使して、情報を集めることもできる。

コルドナの住人は身分に厳しく、近しい身分の者にしか心を開いてくれない。
だから労働者になったり、時には女性に変装して潜入することも!

変態パーティーに潜入する事件もあって、ドキドキしました

様々な種類の衣装や特殊メイクがある

敵の拠点に潜入しても、武闘派ホームズの手にかかれば全員お縄です。
"ジョン・ウィック"さながら、銃一つで無双するホームズ。

ちなみに筆者のエイムがあまりにも悪く…
チンピラ相手にボコボコにタコ殴りにされるダサいホームズを何度も見る羽目になってしまった。

こんなホームズ、見たくなかった…

敵を殺さずに気絶させる加減が難しい


小説『緋色の研究』と繋がる内容もあり、"小説"と"ゲーム"という
"趣味"と"趣味"がピタッと一つの線になった感覚が味わえたのは最高の経験です!

ホームズファンに向けた小ネタが満載


ただ悲しいことに、ゲームではホームズの推理力=プレイヤーの推理力となる。

そして筆者の推理力はゼロ。
そう、筆者の動かすホームズは総当たりのポンコツホームズだった…

生まれて初めて『解釈違い』を味わう。

相棒のジョンに酷評されるホームズ


サブクエストもほぼ網羅して、クリア時間は38時間ほど。

よくセールになるタイトルなので、セール時の購入がオススメです!

ただ、性犯罪や残虐な内容の事件もあるので、苦手な方は注意です。




ついに念願のPS portalをゲットしました!
たまたま行ったGEOに在庫があって、お菓子を買うついでに買ってしまいました…

夏にPS5でゲームをしていると、クーラーをつけていようが部屋がサウナ状態なので、涼しい部屋でゲームをできるのがとても快適!

長時間遊ぶとラグが発生したり、画質がガビガビになってしまう問題はあるけれど、
一人用のオフラインゲームなら問題なく遊べています!

またPS portalを使ってみた感想も書く予定なのでお楽しみに!

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