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明日の自分に、祈りをこめて。心をととのえるための、マイルール。

毎日使うものだからこそ、パワーがある。

数年前、恋愛で痛手を追い、気持ち的にしんどい時期がありました。今思うと、あんなにクヨクヨしてた自分が信じられないのですが、当時は人生の中でもトップ3に入る大事件!という感じで(笑)落ち込んでいました。

運悪く(?)その出来事が起こったのは、私の誕生日の直前でした。全然ハッピーな気分になれるわけもなく、平静を保つのに必死。仕事をして気分を紛らわせようと忙しくしてみるのですが、家に帰ると気持ちが沈んで、というの日々の繰り返しでした。

そんな時に、仲の良い友人から、誕生日プレセントにシャンプーやブラシをもらいました。私の落ち込みようを知っていたこともあり、少しでも心地よく過ごしてほしい、という気持ちで選んでくれだのだろうなと感じるプレゼント。

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ブラシの裏面には『miho』という私の名前の刻印を入れてくれていて。シャンプーは、洗い心地も、びっくりするほどよく、香りも豊か。

ブラシで髪をとかすたびに、その親友の顔を思い出して励まされたり。日中落ち込みそうになった時、自分の髪から香るシャンプーの匂いに、勇気づけられたり。まるで、前を向いて過ごすために必要な儀式のように、そのアイテムたちを大切に使っていたような気がします

すると、少しずつだけれど、「ふぅ」と肩の力を抜ける時間が増えていったんです。もちろん、時間が解決してくれた部分もありますが、毎日の作業が、気持ちを緩めてくれ、自分にとって意味のある瞬間になっていました。

毎日使うものには、とてつもないパワーがあるなぁ、とこの時感じたのです。

日課、習慣、儀式。未来をよりよく過ごすための、マイルール。

お正月やクリスマス・誕生日などの行事から、もっと些細な日常の習慣、例えば朝シャワーを浴びて気持ちを切り替えるなど。家族や友人、あるいは自分だけの習慣や儀式というものは、無意識のうちに、私たちの日常にたくさん潜んでいます。

習慣や儀式のもつ力というのは、『未来に待ち受けているものと向き合う、心の準備がととのうこと』なのではないかと考えています。

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お正月には1年の幸せを願い、朝のシャワーでは、今日も仕事がうまくいきますようにと気合を入れる。元気に過ごせるか不安な日には、大切な人からもらったシャンプーを使うことで、少しだけ元気に過ごせる自信が湧いてくる。

そんな風に、自分の中の習慣・儀式=マイルールに、私たちは形作られ、ときには、支えられたり、励まされたり、活力を与えられたりしていると思うのです。自分自身の手によって、パワーをもらえたり、気持ちを切り替えることができるのも、マイルールのすごいところだなと感じます。

明日への祈りを込めたスキンケア「kiu 祈雨」

習慣的に使うものこそ、できるだけ自分の気分を上げてくれるものを取り入れたいなと思うようになりました。毎日使うものといえば、日用品やスキンケアなど。香り、使い心地、見た目・・・。お気に入りのものや、心地のよいものを使っていると、きっと、ささやかな力をもらえるはず。

そんな、毎日の習慣に取り入れたいアイテムに出会いました。出雲の自然の恵みを活かして作られた、自然由来のスキンケアブランド『kiu 祈雨』です。

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太古から、自然に感謝し、寄り添い、生があることへの感謝を静かに祈って繋いできた出雲。『kiu』は、そんな出雲の人々の自然への「祈り」をコンセプトに、遠い昔からこの土地と共にあった植物や温泉水など、自然の恵みを活かしてつくられています。

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「ささやかな儀式のように 明日に祈るように」

パッケージには、自然の恵みへの感謝や、使う人の未来が健やかであってほしいという想いの込められた言葉が。仕事で疲れて帰ってきたとき、この言葉を読んだだけでも、胸がスッと軽くなるような気がします。

自然な香りとテクスチャに、使うたびに癒される。

kiu』のラインナップは、大きく深呼吸するように香りを嗅ぎたくなるほど、ナチュラルで優しい香り。

私が現在使っているのは、洗顔石鹸の【やまもも「縁」】【まこも「禊」】。出雲の野草や果物と、玉造温泉水を配合した手作り石鹸です。洗顔後には、植物由来のオイル化粧水をお肌にたっぷりと染み込ませます。

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透明感のあるピンクが印象的な【やまもも「縁」】は、ほのかに甘い香り。思わず光にかざしたくなるような、美しい見た目も素敵です。

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まこも「禊」】は、化学肥料や農薬を使わずに育てたまこものみを使用しているそう。グリーンと白のゆらぎが、里山の景色を思わせてくれ、すっきりとした爽やかな香りが漂います。

どちらも、保湿効果のある玉造温泉水を配合されており、洗い上がりはとてもしっとり。肌がつっぱる感じは一切なく、慌てて化粧水をつけることがなくなりました。また、手で十分にきめ細やかに泡立つので、泡立てネットいらずです。

ちなみに、私は普段から出張が多いため、石鹸は小さく切り、容器に入れて持ち歩いています。なんだか宝石みたいでかわいいです。

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しっとり洗い上がったあとには、オイル化粧水で仕上げを。今まで、オイル化粧水はベタつきが気になって、あまり積極的に使ってこなかったのですが、『kiu』のオイル化粧水は、びっくりするくらいサラっとしたつけ心地。

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瓶をよく振り、化粧水を手とり顔や首元、最後に髪にも馴染ませて。(髪にも使えちゃうのが嬉しい・・!)クロモジの香りがほのかに優しく香り、気持ちも落ち着かせてくれます。

サラッとしつつも、しっかり潤いを与えてくれるので、私は洗顔後にこれを塗るだけでスキンケアは終わりにしています。乾燥が気になる時は、2回ほど重ね塗りを。1日を終えて疲れているときに、化粧水、美容液、乳液・・・。と何個も行程を重ねることが億劫だった私にとって、1つで十分にお肌を整えてくれるのは、本当にありがたいポイントです。

毎日使うものだからこそ。明日の自分に、祈りを込めて。

何かちょっとしんどいなと思った時。明日は大事な予定があるから、気分を上げたいなと思った時。自分のマイルールひとつで、気持ちを切り替えたりする力が、人にはあると思うのです。

毎日使うものの持つパワーは、絶大です。未来を迎える、心の準備をととのえて。1日の終わりに、そんなマイルールを取り入れてみる。すると、自らの手で、自らがおこなった儀式で、よりよく過ごせる自信を取り戻せるようになってゆく・・・。

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「明日がもっと健やかで、良い1日になってほしい」という想いの込められた『kiu』は、私にとって、心の準備をととのえるための、強い味方のような存在になってくれました。

もし、大切な人が元気を失っていたり、しんどそうな時には『kiu』を贈りたいな、と思います。「あなたの明日を応援しているよ」という、ささやかな祈りを込めて。

*『kiu』の詳細はこちら

この記事は、中川政七商店が運営する「大日本市」の企画に参加し、暮らしの道具を実際に使用し、感想を記事にしています。道具の「カタリベ」として、作り手の方の想いを側に感じながら、書かせていただきました。

*大日本市のサイトはこちら

*カタリベの記事一覧はこちら
私の他にも、カタリベの皆さんが色々な道具たちの紹介をされています。どれも素敵な記事なので、ぜひのぞいて見てください...!

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kobamiho/ 小林未歩
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