島田潤一郎さんの著書『古くてあたらしい仕事』(新潮社)
個展期間中に読了。
電車で読んでいる時、個展の店番中、何度も泣きそうになった。
ずっと言語化できなかったモヤモヤとか違和感を掬い取ってくれた感じ。
今このタイミングで読めてよかったなあ。
きっと今後何度も読み返す本。
人のために、ひいては自分のために誠実であることの美しさと難しさ。
自分が良いと思うもの、信じられるものを信じ続ける尊さ。
読み終えた後、タイトルのひらがな「あたらしい」に込められた希望を深々と感じ取り、また泣きそうになる。
個人的な話にはなるけれど、自分も今回の個展のタイトルの「あした」に希望を込めたので、おこがましくも共通のなにかを持てたようで嬉しかった。
あたらしい、あした。
がんばろう、がんばろう。
信じてコツコツと。
2023年、1発目に読む本がまだ決まってない方、おすすめです。