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甲が痛い、足裏が痛い。もしかしてハイアーチ?
こばです。
|足裏が痛い
最も多いご相談です。
歩くのはおろか、立っているだけで痛い
そのようなお声もよく頂きます。
ご相談の件数としては女性のほうが多いのですが
最近では男性の方からも同じようなご相談をお受けします。
そして、よくよく話を聞くと男性の方からは
足の甲周りも痛い
という反応を頂きます。
そのような時にわたしがまず想像するのが
足のハイアーチです。
ハイアーチ(high arch)
名前の通り、アーチが高い状態です。
土踏まずの下がった扁平足とは真逆の状態だと思ってください!
とりあえずざっくりとまとめましたので、下の画像をご覧ください。
このような感じです。
そして、主なハイアーチの特徴は
・趾のつけ根にタコができやすい
・足が疲れやすい
・足がブレやすい
土踏まずが非常に持ち上がっている状態なので甲が高くなります。
甲が高くなると靴を履いた時に靴のベロといいますか、靴の上の内側が局所的に高くなった足の甲部分に当たりやすくなります。
これによって靴を履くと足の甲周りが痛い。
という反応が多いです!
特に、男性はカッチリとした硬い革靴を履かれる方が多い
+
骨格や筋肉、靭帯が女性よりも硬く強い方が多いので
ハイアーチになりやすい(らしい)です。
また、土踏まずが持ち上がっているという事は接地面積が少なくなります
圧力=力/面積です。
分母の面積が小さくなるほど圧力が大きくなるので
足裏に負担がかかりやすくなります!
特にかかりやすいのが趾のつけ根ふきんです。
それによってタコや硬い角質となりやすいです。
そして、足の疲れやすさ。
ハイアーチの方は足の柔軟性に欠ける方が多く、力の分散ができにくいと言われています。ですので足に疲れが溜まりやすいという話です。
また、足の状態としても男性に多い足の結束がより強まる姿勢。
足の回外傾向にある方が多いので、それも相まって力の分散がしにくい環境にあるのかなぁと思います。
最後に足のブレ
・甲が高い
・土踏まずが高い
という事は単純に足が上に持ち上がっている状態です。
足の重心位置が高くなっているので、不安定になりやすい
=足のブレが起こりやすいという状態になります。
※重心は低い位置にあるほど安定します。
対策
インソールで土踏まずを支えましょう
靴のベロの所にパットを貼りましょう!
靴ひもの通し方を変えてみましょう!
靴のベロのパットはこちらを
踵が抜けやすい人におすすめの調整。靴のベロ裏にパットを貼る!それだけでフィット感が良くなり、踵が抜けにくくなります。小学4年生よりも踵の小さかった靴擦れの帝王が使う奥義です。靴の中にシートを入れる対策では踵が抜けるのよ。両面テープとパットがあればOK!外見を気にするなら適当にカバー pic.twitter.com/pnKliaKRIT
— コバ靴店@ 足のトラブル解決専門店 (@kobakutsu) November 4, 2020
靴ひもの通し方はこちらを参考にしてみてください。
流出したくない靴屋の裏ワザ。甲の骨が当たって痛い人はその部位だけ靴ひもを縦に通してください。きっとギュウギュウに締めても大丈夫だと思います。足が細い人、足の肉が薄い人、骨の出っ張りがある人へのワンポイントアドバイスです。ちなみにわたしは全てを含む足で、これなら楽に歩けます🤔 pic.twitter.com/aLMJa6nEqu
— コバ靴店@ 足のトラブル解決専門店 (@kobakutsu) December 7, 2020
わたしはパットを自作したのですが、商品もあります
めんどくさい人は買ってしまっても良いのかと思います。
インソールは靴との相性もありますし
ハイアーチの方ですと、土踏まずの持ち上げがやや高いほうが痛みが減った!というお客様が多かったので、インソールに関しては実際に靴屋さんに行って試しみるのが良いかも知れません!
個人的にスーパーフィートは好きです!
こばでした!
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