これだけは止めて!SNSから見たインソール業界・事業者の悪習
こばです!
今日はどちらかというと愚痴や吐露に近い話です。
また、個人的に思う
もう、こういう事はやって欲しくない!!!!
というただの願望であり、憂さ晴らしに近い戯言です。
決して業界に一石を投じる!みたいな思いは微塵もありません。
ただ、SNSを見てしまった事をいつも後悔する程度に気分が悪くなる
【わたしにとって嫌なこと】です。
※ブロックしちゃえば良いんですけどね!
今日からは伊集院光さんよろしく、スナック感覚でブロックします^^
今回は、どこかでぶちまけたい!という思いと、同じ考えの人っているのかな?という期待とストレス発散を兼ねて書きます。
きっと、また熱いDMを頂くのかなぁと思いますが、夢を見るのは自由ですよね!・・・・・・・・・のっけから近寄りがたいような文面ですが
終盤のカミーユ・ビダン程度には落ち着いていますのでご安心ください。
参考文献はこちら
靴・インソールの事業者にSNSで
止めてほしい事ランキングTOP3
1 マウンティング
2 マウンティング
3 マウンティング
適当に石を投げたらマウンティングおじさん・おばさんに当たるんじゃないか!?と思う程度にSNSでよく見かけます。よくあるのが
病院で作ったインソールなのに云々
〇〇円のインソールは云々
〇〇の靴は云々
作業の◯◯が云々
というのがメジャーどころでしょうか。主にどのような人が言っている傾向にある!というのまでは言いませんが彼らのマウンティング行為は日常的によく目にします。
知識も技術も非常に優れた方が多いのでしょうが
なぜ、けなす必要があるのだろう?
個人的な思いとしては頑張っている人をバカにするな!というのが1番の理由です。分からない人がいる、苦手な人がいるのなら優しく教えてあげたり、見本や手本を見せてあげれば
もっとみんなが楽しくなるのに・・・
と思ってしまいます。
それを聞いて誰が喜ぶのでしょうか?
人をバカにする事で得られる権威性ってあるのでしょうか?
それを目にした人、聞いた人はどんな気持ちになるのでしょうか?
わたしはとても悲しく思います。
そのような嫌な光景を目にするのは率直に嫌です。
知識や技術が優れているからこそできる事ってあると思うんですよね!
【フレンズによって得意なこと違うから!】
心の中にサーバルちゃんを飼いましょう!
でも、おそらくなのですが少なからず原因はあるのかなぁと思っています。
その原因の1つに思慮の浅さがあるのかなと思います
(やめろと言っておきながらのマウンティングすみません。でも、結局ここなのかなぁと思ってしまいます。矛盾を書くことに抵抗があったので今まで書けませんでした)
というのもそもそも、インソールは製作者によってできる事が異なります。
大きく分けると3つに分類する事ができまして
1 動きやすい系
2 サポート系
3 動きやすい+サポート系
というのが主流でしょうか。
製作手段と方法がそれぞれで違うので、それに伴った得意不得意がそれぞれ存在します。また、人のカラダは工業製品ではないので教科書的な対策が通ようしないケースが多々あります。
また、個人差も大きいので〇〇には〇〇が良いという傾向にあっても
実際に試してみたら、この人はこっちの方が良い!
という事が非常に多いのです。
そう、人のカラダは聞かないと分からない、見ないと分からない、試さないと分からない事が多いのが実情です。ざっくりまとめると以下のような感じです。
・インソールによって得意不得意がある
・人のカラダはイレギュラー要素が多い
・実際に履く人の主観的な好みや相性が存在する
・目に見えない情報、既往歴など今まで起こったケガの影響
があります。
教科書的にはこうすべきだけど、この人は〇〇だから〇〇はできない。
だから、普段は行わない方法だけど今回はこれを行いました!
という事は日常茶飯事です。対症療法のようにお客様に合った個別のインソールというものがあるのです。ここを理解・想像できない方にマウンティングが多いのかなぁと思います。
特定の人に嫌われるのを
覚悟で書きますが、例えば
病院でお子さんにインソールを即席で作った!というお客様がいました。
でも、そのインソールはカマボコ板みたいのが貼られていました。
切り方も雑で本当にありえない!!
みたいなTweetがありました。
それに賛同するコメントもありました。
でも、私は何が悪いのか
全く分かりませんでした。
というのもざっくり整理して考えると
・こども・・・大人に比べるとカラダの組織が非常に柔軟であり、骨の数は大人よりも多い。骨の数が多いという事はそれだけ関節が多いという事。
関節が多いという事はつまり、それだけ曲がる部位が多く特異な変化を起こしやすいという事。
= 大人基準では想定外の変化が起こる可能性が高い
・病院でインソール・・・その変化やお子さんが感じる不都合が明らかに異常だったから病院に行かれたと思う。さらに、インソールが必要であると医師が判断。
= 足の変化や痛みなどが医師がインソールの判断を下す程度に大きかった
・インソールの形・・・こどもの柔軟な足+骨の数の多さが関係している。という事は一般的なパーツで足を部分的に支えるよりも、カマボコ板みたいに見えるけど、広い面で足全体を大きく支える方が効果的だったから。と考えられた可能性が高いです。
また、病院でインソールが必要です!と判断されるほどの変化があるのならしっかりとした支えが必要と判断されて
=カマボコ板みたいな形と厚みになった!
というのが考えられます。
インソールの切り方が雑・・・新人さんや慣れていないスタッフさんなのでしょう。多めに見てあげてください。また、切り口が雑であっても形が靴とあっていたらそこまで大きな不都合は発生しません。
切り口はさておき、相性はどうだったのでしょうか?
最も大事なのは想定した効果が出せているのか?だと思います。
※ 長くなる余談ですが、義肢装具士ではなく、理学療法士さんなどリハビリスタッフの方々が作られた可能性が高いのかなぁと思います。というのも、基本的に義肢装具士は最低でも、物作りを3年以上行っています。
とくにハサミ作業は何を行うにしても必ず必要で、どの専門学校でもどの製作所でも基礎中の基礎であるハサミ作業の精度は口酸っぱく言われます。また、ハサミ作業が上手い=腕がある。という風潮が義肢装具士界隈に根付いているので、ハサミで簡単に切れるものであれば新人でも、もの作りの経験がない人に比べると上手な傾向にあります。
また、義肢装具士のインソールは基本的に保険で作るために採型や採寸を行いベースから作り出します。裏から貼るだけのインソールを義肢装具士は作らないのかなぁと思います ※
余談が長くなっちゃいましたね。すみません。
【病院で作ったこどものインソール】という言葉だけでもこの程度の情報はすぐに浮かびます。それらを考えたら【カマボコ板みたいな形】がそこで出来るインソールとしては最適だった可能性が考えられます。
知恵を絞って、身体をよく見て最善を尽くされた!
どこにけなす要素がありますか?
ここから更にイレギュラー要素へのアプローチも、使った事による影響の模索なども始まるのでインソールはもっともっと難しくなっていきますよ!
では、はたして最低でもこの程度の想像ができた上でのディス&マウントをとられたのでしょうか? ただ単に、カマボコ板みたいな形+切り口が雑だったから脊髄反射で表面だけを見てマウンティングをされただけなのかな?とも思ってしまいます。
そんな強気に言っているわたしですが、恥ずかしながら
実は、わたしも昔はそれに近い考えをしていました。
国家資格をもって病院でインソールを作る義肢装具士こそ至高なんだ!と学生時代は思っていました。しかし、勉強をすればするほど、実情を考えるほどあまりにも浅はかだったなと思い知らされました。
ざっくりと例をあげると
・欧米には足専門の外来と医者がいるという事。
・日本には足専門の外来と医者はほぼ存在していない事。
☆それ故に日本の足靴・インソール情報は世界に大きく遅れをとっている事
・国内で買えるインソールの教科書は、欧米の足専門外来で使われた10年以上前のものを日本語化されたものがほとんど
・最近は上海を中心に中国のインソール事情が凄まじい事
・世の中には様々な業種で、様々な理論でインソールが作られている事
自分から英語や中国語で情報を取りに行かないと、最新の情報は得られません。正に【井の中の蛙】であり、当時のわたしの考えの浅さはその蛙にさらに踏まれているアリさんみたいに非常にちっぽけな存在だったと気づきました。
※井の中に引きずり込むような強い🐸蛙になりたい。
人の数だけ特徴があり、その数だけ
対処法があるのが靴・インソールです。
自分の中にある正解とは違ったとしても
これにはどんな意味があるんだろう?
もしかして、〇〇な人なんじゃなかろうか?
と思慮を深く巡り、決して否定しない事。これが最も大事であり、知識も技術も優れたベテランさんだからこそ率先して実施してほしいな~と思います。
※ 人のカラダの常識は簡単に変わります。勉強も大事ですね!
これをするだけでインソール業界のレベルが上がるのもそうですが
みんながもっとチャレンジしやすくなると思うんですよね!面識があってもなくても、ベテランの方々に悪口を言われるって傷つくし本当に嫌です。
もっと、皆が楽しく真面目に切磋琢磨出来る業界になったら嬉しいです!
そこで、マウンティングおじさん・おばさんにおすすめなのが
ポルノを見るような目でインソールを見てください。
多くは語りませんが下の画像で何となくの察しはつきますよね!
そして、わたしにその優れた知識や技術を優しく教えてくださいね!
こばでした!