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ハーフインソールはマヨネーズ!?靴への愛情が生んだ持論

お久しぶりです
こば@kobakutsuです。

義肢装具士免許をもって本を数冊だして10年以上靴屋をやっています。

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今日はちょっとヘトヘトで、もうキーボードを打つ指も重たいぐらいです。仕事じゃないんですよ、これが。「作業」が多すぎて、美少女戦士よろしく思考回路はショート寸前というやつです。

マグロみたいな働き方しとる。

働き始めてまだ数ヶ月ですけど、もう環境を変えた方がいいのかな、なんて考えちゃう日もありますよね。

言うてもしゃあないので坂本龍一のメロディーで癒やされながら書いてます。この曲をBGMに読むと、わたしの心情も透けて見えるでしょうよ。きっと。


まあ、そんな愚痴はさておき、今日は私がハーフインソールを苦手とする理由について語らせてください!ただし、手短にいきます。

英語でいうとexhausted

著者近影

ハーフインソールは、いきなりマヨネーズをかけるようなもの!?

のっけから2段飛ばしな意味不明でごめんなさい!
でも、これ、本当にそう思うんです。

ハーフインソールって、かかとの半分だけに入れるインソールですよね。でも、それって靴の特性をガラッと変えちゃうことになるんです。

靴の進化って、本当にすごいんですよ。特に靴底!最近の靴底って、穴が開いていたり、その穴に傾斜がついていたり、厚みやローリング(転がり方)の強さまで、もう計算に計算を重ねて作られているんです。

だから、めちゃくちゃ歩きやすい!

あまりにも良すぎて、過去にDaigoさんが興奮しながら紹介されるぐらいの進化です。

ちなみに、紹介されているのはCloud surfer

柔らかくつぶれ転がるように前に進まされる感覚は唯一無二です。一回試して欲しい。


その秘密は、靴底の形や構造だけじゃありません。

どこにクッションを配置するか、アッパー(靴の上の部分)の硬さはどうするか、全体の調和、そして、つま先とかかとの高低差(ドロップ)…。これら全てが緻密に計算されて、初めて最高の履き心地が生まれるんです。

せっかくの料理にマヨネーズ!?

ハーフインソールは、その緻密な計算の中に、強引にかかとを高くする板を入れるようなものなんです。

例えば、皆さんが心を込めて作った料理に、いきなりマヨネーズをかけられたらどう思いますか?「ちょっと待って!」ってなりますよね。

もちろん、そこまで極端ではないかもしれません。
でも、考え方としてはかなり近いと思うんです。

靴メーカーの皆さんが、色々なことを考えて、全体の調和をとって、予算の中で「これだ!」というゴーサインを出した靴。そこに個人の考えでテコ入れをする…。

なんだか、生産者さんの顔が歪んで見えてしまって、私はちょっと抵抗があるんですよね。

フルインソールならまだ許せる?

もちろん、フルサイズのインソールも、多少の影響はあります。でも、その影響はハーフインソールに比べれば小さいんです。料理で言うなら、ラーメン屋でテーブルのコショウをかける程度でしょうか。

フルサイズのインソールは、まだ被害が小さい。だけど、ハーフインソールは、靴そのものを変えてしまうような力が働きやすい。だから、個人的にはちょっと苦手…というのが、疲れた頭で導き出した結論です。

疲れた同士へ

リカバリーサンダルを足だけでなく頭にもつけれたらいいのにな。なんて思うほど足を回復してくれます。案外室内履きとしても使えるので疲れたなと思ったら履こう。跛行にも良いかも。しらんけど


まとめ:靴選びは、全体のバランスが大事!

今日は、ちょっとマニアックな話になってしまいましたが、靴選びって本当に奥が深いんです。

  • 最新の靴は、靴底の構造がすごい!

  • 全体のバランスが計算され尽くしている!

  • ハーフインソールは、そのバランスを崩してしまうかも…

  • フルインソールなら、影響は少なめ!

もちろん、足の形や悩みは人それぞれなので、インソールが必要な場合もあります。でも、もしハーフインソールを検討しているなら、一度、靴全体のバランスについて考えてみてほしいなと思います。

今日の記事が、皆さんの靴選びの参考になれば嬉しいです。それでは、また!

いってらっしゃい! 😄✨

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