【ニュース深掘り】クロックス校則禁止問題は日本人にも言えるし世界の靴需要の流れも見えて興奮した話

お久しぶりです
こば@kobakutsuです。

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子どもに人気のクロックスが学校で禁止されているというニュースを見かけました。安全性への懸念や、授業中の気が散る原因になるというのが理由だそうです。

個人的に思うことなどをつらつらと語ります。

■クロックス禁止の特徴的な点

興味深いのは、樹脂サンダル全般ではなく「クロックス」というブランドが特定して禁止されているところ。

悪いのは樹脂サンダルの形であってCROCSではないはず

他のブランドでもこの形はたくさんあるけれど・・・分からんでもない!記事内でもありますがクロックスが禁止される背景には、クロックスという人気ブランドを履くことが子どもたちの間で大人気というのも面白いですね。

ただ、”クロックスに付いたチャーム(飾り)で遊ぶ子や、クラスメートに靴を投げる子もいる”というのは気になります。

学級崩壊寸前なのでしょうか

だから、まずは数の大きいところから厳しく対策しよう!という話なんでしょうかね。

余談ですが、昔「バトルえんぴつ」が学校で禁止になったときを思い出しました。

当時はポケモンやドラクエなど、特定のキャラクターに関係なく似たような商品すべてが禁止になりましたよね。

結局、クラスでオリジナルキャラが生まれ鉛筆を削って模したりバトルえんぴつのキャップに追記してそれだけで遊べるようにしたり脱法行為に明け暮れた日々を思い出しました。

ナナチで言うところの「憧れは止められねぇんだ」ですね。

知らんけど

これを踏まえ、後述しますがクロックスを筆頭に脱ぎ履きしやすい履物はもっと進行すると思う


まずは靴屋らしく健康面から解説


■樹脂サンダルの問題点

最近、公園でよく運動する人を見かけるのですが、樹脂サンダルで運動している人が意外と多いんです。

老若男女問わずいる。
こどもに履かせて走り回らせている人もいる。

でも、これには注意が必要です
というのも、歩き方が変わっている人が多いから!

どういうこと言うと

足を上げた際にサンダルが足から落ちないよう、太ももを高く上げてドンと踏み降ろすように歩く人が多い

細かく言うと以下のような問題が起きやすくなります:

・サンダルが脱げないようにつま先を上げて歩く傾向に
・足を高く上げて強く踏み込む歩き方になりがち
・太ももの前側に負担がかかりすぎる
・膝を痛める可能性が高い
・内もものお尻の筋肉が使われにくい

こういった歩き方が習慣になると、身体のバランスが崩れてしまう可能性もあります。

だから、身体が出来上がっていないこどもに積極的に履いてほしくないし、身体を鍛えてほしい高齢者にも勧めにくい

■正しい使い方とは

クロックスなどの樹脂サンダルは本来
・近所への買い物
・ゴミ出し

など短時間の使用が基本なんです。

長時間の歩行用ではありません。もしウォーキングなどに適していたら、ナイキやアディダスなどの大手スポーツメーカーもこの形状を採用しているはずですよね。

ただし、クロックスブランドでもスニーカーやアウトドアモデルなど、長時間の歩行に適した商品も展開しています。目的に合わせて、適切な靴を選ぶことが大切です。

個人的に思うのですが……

■日本でもこの考え方は浸透してほしい

大元はアメリカのニュースです。

ただ、日本でも該当する部分はたくさんあります。道具としての靴の適切な使い方を知らない人が多いのは万国共通なのでしょうね! 

知らないと言うより想像しにくい、デメリットよりもメリットを強く感じる人が多い!ということなのかな

■手を使わず履く靴の需要は世界的に高い

記事内でCROCSがダメになった代わりにスリップオンタイプのスニーカーを買った。とあります

ニューヨーク州ヨンカーズの薬剤師ショプハン・ジョシュアさんは最近、10歳の娘にスリップオンタイプのスニーカーを買った。

休み時間中にクロックを履いてはいけないと、校則が最近改定されたという。ジョシュアさんの娘はクロックスがエスカレーターに挟まったために転倒し、すねに8針を縫うけがをした。

お嬢様がCROCSを履いてエスカレーターで8針も縫う怪我をされた、だけれども靴ひもを締めるのではなくスリッポンシューズを選ばれたそう。

手を使わず履く、さっと履けることにメリットを感じる人は海外でも主流なのでしょうね!日本のように靴の脱ぎ履きが少ない文化圏であっても求めてしまうのです。

本文でもそのように語られていますね

クロックスは子どもやティーンエージャーの間で、ポップスターのジャスティン・ビーバー並みの人気を博している。素早く楽に履いてすぐ学校に行ける手軽さが受け、製造元クロックスは時価総額80億ドル(約1兆2300億円)企業に成長した。

改めて、昔の靴屋がたまに言う「欧米の人は靴を脱がないし、靴文化が成熟しているからきちんと履く人が多い!」というのは幻想になっていっているのか、そもそも本当の話だったのか?とワクワクしています。

彼らの話はアメリカを除いた主にドイツに限った話なのかもしれません。ただ、靴先進国ドイツであってもこの流れは止まらないんじゃないのかな?と思うとこの記事はとても面白く感じました。

まぁ、スケッチャーズやOnのCloud5という脱ぎ履き簡単で日本人ドストライクな商品が海外ブランドから生まれたのも腑に落ちました。

個人的にはギョサンだったらいいんじゃないかな?

とすら思う
いわゆる鼻緒のある便所サンダルです。

濡れた甲板でもしっかり履ける最高なグリップがあるし、CROCSに代表される樹脂サンダルよりはるかに足にフィットする。これならまだ走れる。しかも安い


■まとめ

子どもたちには靴は大切な道具だということを知ってほしいですね。可愛いから、人気だからという理由だけでなく、TPOに応じた適切な靴選びを心がけることで、健康的な生活を送ることができます。

私たち大人も、便利だからといって樹脂サンダルを使いすぎないよう、気をつけたいものです。特に運動時は、きちんとしたスポーツシューズを選ぶことをおすすめします。

いってらっしゃい! 😄✨


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