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なぜウオノメはタコより痛いのか?その理由とプロがおすすめする対処法

お久しぶりです
こば@kobakutsuです。

義肢装具士免許をもって本を数冊だして10年以上靴屋をやっています。

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足の裏にできる、あの厄介者…タコとウオノメ。

経験したことのある方はわかると思いますが、タコも痛いけど、ウオノメって本当に痛いですよね!?

今回は、「なぜタコよりもウオノメの方が痛いのか?」という疑問に、分かりやすくお答えします!

タコとウオノメ、何が違うの?🤔🤔🤔

まず、タコとウオノメの違いを簡単に説明します。

どちらも、皮膚の同じ場所に繰り返し刺激が加わることで、角質が厚くなってできるものです。

例えるなら、ペンだこみたいな感じ。

ペンをよく持つ人が、指の同じ場所にタコができるのと同じ原理です。でも、タコとウオノメには決定的な違いがあります。

それは…芯(しん)があるかないか!


ウオノメの痛みの原因は「芯」にあった!🔥🔥🔥

ウオノメは、角質が厚くなるだけでなく、その中心部に「芯」と呼ばれる硬い部分ができます。

この「芯」が、魚の目のように見えることから「ウオノメ」と呼ばれるようになったんですね。

この「芯」が、ウオノメの痛みの元凶なんです!

想像してみてください。

押しピンを指で押さえることを。

ピンの先が尖っているほど、痛いですよね?

ウオノメの「芯」も、押しピンの先のように尖っていて、歩くたびに神経をグイグイ押している状態なんです!

だから、タコよりもウオノメの方が、ズキズキ、ズーンと、強烈な痛みを感じるんですね。

なぜタコには「芯」がないの?🤓🤓🤓

一方、タコは、角質が全体的に厚くなっているだけで、「芯」のようなものはありません。

例えるなら、座布団を何枚も重ねたような状態。

面で圧力を受けるので、一部に集中して痛みを感じることは少ないんです。

だから、タコは押しても、ウオノメほど痛くないんですね。


タコとウオノメができやすい場所📍📍📍

タコは、足の裏だけでなく、手のひらや指など、摩擦を受けやすい場所にできます。

ペンだこや正座だこなどが、良い例ですね。

一方、ウオノメは、足の裏、特に足の指の付け根や側面、指の間などにできやすいです。

靴との摩擦や圧迫が原因でできることが多いです。


タコとウオノメの対処法💡💡💡

タコもウオノメも、基本的には、原因となる刺激を避けることが大切です。

例えば、足に合った靴を選ぶことや、靴の中で足が滑らないようにすることが挙げられます。また、足に負担のかかる運動を避けるのも有効です。

できてしまったタコやウオノメに対しては、市販のパッドやテープ、角質を柔らかくするクリームを使う方法があります。

ただし、ウオノメの「芯」は、自分で取り除くのは難しいです。

無理に取り除こうとすると、炎症を起こしたり、悪化させてしまう可能性があるので、注意が必要です。もし、痛みがひどい場合や、自分で対処するのが難しい場合は、皮膚科などの専門医に相談することをおすすめします。


靴とインソールで負担を軽減👟👟👟

結局、部分的に力がかかることで皮膚が固くなるというのが、タコやウオノメに共通することです。

それならば、足裏に負担のかかりにくい、または負担を均一化する靴やインソールを使うのが良いでしょう。

特に重要なのは「立つ」という動作。この基本的な動作における足裏の負担を軽減するのが、靴やインソールの役割です。

例えば、適度にローリングがある靴は効果的です。ゴツめの靴が好きな方にはHOKAのBONDI

スタイリッシュなデザインならOnのCloud5やCloudmonsterが良いでしょう。

また、インソールを活用する場合は、スーパーフィートのブルーやSIDASのシティプラスが失敗しにくい選択です。

さらに、室内での作業が多い方には、室内用サンダルもおすすめです。リカバリーサンダル系ならウチッパ、ウーフォスのOOahh、HOKAのORA RECOVERY SLIDE 3などがおすすめ!

個人的にはウーフォスのOOahh推し

在庫がある+サイズ展開が男女ともにカバーしてる

本当にこの2点が大事です。というのも、最近は在庫のない靴があまりにも多い。高確率でgetできるというだけでも優秀。デザイン的に誰でも使いやすいし、とくに室内用として使うのなら無難こそ至高

足に合った靴やインソールを取り入れることで、日常の負担を大幅に軽減できます。

まとめ🌟🌟🌟

  • タコとウオノメは、どちらも角質が厚くなってできる。

  • ウオノメは中心部に「芯」があり、これが痛みの原因。

  • タコは「芯」がないため、ウオノメほど痛くない。

  • 足に合った靴やインソールを使うことで、負担を減らせる。

  • 痛みがひどい場合は、専門医に相談を。

この記事で、タコとウオノメの違いや、ウオノメが痛い理由、さらに日常生活での対策について、少しでも参考になれば嬉しいです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

いってらっしゃい! 😄✨

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