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【推し活2】鈴座と浅草演芸ホールをはしごした日

ということで、2回目の推し活報告であります。
今日は、何と寄席のはしごを敢行。推しの落語家さん、講談師さんの寄席出演集中日になりまして、午後はお休みにして14時からの鈴座と16時45分からの浅草演芸ホールに行ってきたのであります。

りさらくご@鈴座cafe

まずは、この記事で紹介した鈴座cafeに14時。

今日はりさらくご月曜昼。今日の顔付は3人とも女性。

  • 神田鯉花さん(講談師・落語芸術協会)/源平盛衰記 扇の的

  • 三遊亭あら馬さん(落語家・落語芸術協会)/禁酒番屋

  • 古今亭佑輔さん(落語家・落語協会)/鰍沢

左から 神田鯉花さん 古今亭佑輔さん 三遊亭あら馬さん

三遊亭あら馬さんと神田鯉花さんは、この「りさらくご」や新宿・浅草といった寄席で見ている馴染み深い芸協のお二人ですが、落語協会の古今亭祐輔さんは初めて高座を見るので楽しみにしてきました。

古今亭佑輔さんがかけたのは「鰍沢」
この噺は江戸の商人が甲斐は冬の身延山(久遠寺)参りに出たが、その帰り道に大雪に遭い、鰍沢近くで道に迷ってしまったところから始まる噺。
三遊亭圓朝の三題噺とされている噺の一つで今から50年くらい前には怪談話の一つとしてドラマ化されたこともあったようです。

古今亭佑輔さんの高座はすごく雰囲気があるんです。
噺の雰囲気をしっかりと作り出せるというか、凛とした真っ直ぐさを高座に醸し出せると言うか、何かとても強い熱量を感じる高座でした。

そして・・・
あら馬さんは、枕から「あら馬ワールド」全開でしっかりと◯ネタから笑いまで。
鯉花さんは安定の高座。だけど、昨日の酒が抜けてるのか抜けてないのか・・・。

終演後、そして混雑が予想される浅草演芸ホールへ。

浅草演芸ホール10月上席(後半)

落語芸術協会の定席として行われる浅草演芸ホールの興行は5日間で主任が変わります。これって出演者をなるべく増やしたいと言う落語芸術協会の配慮から始まったようなのですが、この10月上席(後半)夜の部の主任は講談界のスーパースター神田伯山先生です。

閉演後の浅草演芸ホール

ちょっと用事を足しながらの移動になったので鈴座cafeがある江東区住吉を出て浅草に着いたのは開演ギリギリ。予想よりも空いておりオイラ的ベストポジションを確保することに成功。

浅草演芸ホール令和6年10月上席番組表

神田伯山先生のお弟子さんの前座 神田若之丞さんの「越の海勇蔵」から始まり、神田伯山先生の「天保水滸伝 ボロ忠売り出し」で終わる4時間。

今日の伯山先生の高座はというと・・・
枕は神田愛山先生の話でひと笑いとり、そこからの「ボロ忠売り出し」はいつも通りキレッキレ。伯山先生の独演会では見ていた演目ですが寄席では初めてだったかも。

伯山先生は何がすごいって、その迫力と巧さ。くすぐりの面白さ。
そして、多分右に出る人がいないくらいに面白い枕。
これは、ライブで体験されるといいと思います。

講談あり、もちろん落語あり、漫才、コント、音曲(三味線漫談)に活弁と今日もお腹いっぱいの4時間でございました。
(↓浅草演芸ホールのXで毎日公開されるネタ帳(演目一覧))

寄席が面白いのは、ライブ故のトラブルが何かしらあること。
内容は書かないですが、今日もトラブルが・・・。そんなトラブルが体験できるのも寄席の醍醐味だったりするのです。

次に寄席に行くのは、浅草演芸ホール10月下席前半の三遊亭遊雀師匠の主任興行の予定。

あっ。
もしかしたら13日日曜日。神田蘭先生、神田京子先生、三遊亭遊雀師匠が顔付されている会に行くかも・・・。

ということで、今回はここまで。

■浅草演芸ホール
東京都台東区浅草1丁目43−12
開場:11:00 席数:340
X(旧Twitter)@asakusa_engei

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