見出し画像

5月の読書

みんなのフォトギャラリーから鯉のぼりの画像をお借りしました。

もう6月の半ばになってしまいましたが、なんだか季節柄なのか、気持ちがもやもやしてへこんでしまって、ここのところ全く本が読めていません。

感想だけまとめます。


知の古典は誘惑する

古典ってなんだろうという問いから始まって、日本、中国、インド、ユダヤ、ギリシア、フランスの古典を紹介するというこの本。
中高生向けという名目ですが、かなり難解な章もあって、本当に中高生向け?なのかと思いました。
けれど、私の頭でついていけるところだけを読んでもかなりワクワクする内容というか、古典というものは、やはり知らず知らずのうちにその国の人々の考え方の根っこのようなものになっていて、世界の古典を知っておくということは、今の世界情勢や、はたまたその国の人とお友達になろうと思った時、欠かせないものではないかという気がしました。

リスペクト

2014年にロンドンで実際に起きた占拠事件をモチーフにしたフィクション。
人は誰にでもリスペクトされる権利がある。
そして、自分たちでは何もできない、解決できないと思い込まないこと。
人と人とのコミュニティの大事さ、そしてみんなで手を組んで、自分たちから権利を奪おうとする大きな力に逆らうこと。
なんだかとても勇気が湧いてくる内容でした。
この人の本、いいなあ。難しいことをわかりやすく伝えてくれる。

NHK理想的本箱 君だけのブックガイド

ブックディレクターの幅さんの進め方が、すごく素敵で、紹介されている本を読みたい!となること間違いなしの本。
元々はテレビ番組なのですね。

感想は以上です。
感想をまとめていたら元気が出てきた。読書、再開できるだろうか。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?