オタクってきもくね。そんなこともないよ。
どうも、こんにちは。
あなたは何オタクですか?
オタクっていうとなんかあんまりいいイメージがありませんでした。
根暗とかきもいって言葉と連想されやすいからかな。あと、それに対してめちゃお金かける行為がなかなか他人に理解されないから。
高校の同級生に地下アイドルオタクがいて、その時はこいつやばいやつだなって思ってました。
アイドルと会うためにCDとかたくさん買って何十万とお金を使ってた。
こいつらの事は一生理解できないなって思ってた。
ところがまさかの自分がアイドルにハマってしまうという事態が起こってしまったんですよ。
高校2年から大学1年くらいまで、3年弱くらいの間は乃木オタでした。
握手会のために何時間も並ぶんだけど会えるのはたった3秒くらい。
ファンクラブにも入って月額いくらか払う。
ライブも行くし、グッズも買う。
めちゃお金かけてた訳ではないけど課金はしてました。
偶像崇拝みたいな。乃木坂神。
何してんの、ばかじゃないの。って思ってたことを自分もやり始めちゃったんですね。
そこからオタクの見方が変わってきました。
変わってきたというより変えざるを得なかった。だって、そのままだったら自分を否定することになるから。
オタクって結構いいこともあるんですよ。
それに対してめちゃくちゃ詳しくなる。
曲もほぼ全曲知ってるし、何のテレビに出るかも知ってる。乃木坂が関わった芸能人とかも好きになる。
オタク同士ですげー話盛り上がります。
あと、オタクについて、特にアイドルオタクについては、執着心やばい陰キャってイメージあったんだけど全然そんなことない。
これは乃木坂オタクだからっていうのもあるかもだけど、普通の人が多い。まあ、イメージ通りのやつもいるけど。乃木坂オタクに関していうと女性も多い。女性の乃木オタってかわいい人がかなり多い。
イメージと実態ってかなり違うんだなーってその時思った。
だから何事にも偏見は持たないようにしようって決めました。
ちなみに今は全くハマってません。
乃木坂を見ても何の反応も示さない。
当時推しメンだった子を見ても何の感情も出てきません。
3年で飽きがきました。
乃木オタであった当時はほんとに好きで1日の中で必ず1回は触れる機会があった。受験期であっても。絶対飽きることはないだろうって思っていたくらいだったのに。
まあ、絶対っていうのはないんですね。
完全に興味がなくなりました。もう無。
当時の熱が懐かしい。
同級生にあんまり乃木坂好きな友達がいなくて2個下の後輩とよくイベントに行ってたなー。
アイドルってそんなもんですよねー。
オタクってアイドルとかアニメとかサブカルチャーに対してだけでなくて、車とかカメラとかもありますよね。
そう考えるとオタクのイメージって少し変わってくる。
なんか一個語れるほど詳しいっていいですよね。武器になる。
オタクって実は褒め言葉なんじゃないか。
昔はオタクだったって話。
今はあそこまで熱中できるものがないのが寂しいな。やっぱオタクっていいと思うよ。
でも一個思うのは、乃木坂を好きであることを使って、無意識に現実逃避してたなーって。
中学生の時はアニメにハマってずっと見てたし。人と関わらないでよくて、自分はちょー楽しい。
すぐ簡単に楽しさを得られる。
そういう一面もあるのかなとは思うね。
周りが見えなくなってくると危ない気がする。
オタクになれるぐらいのものと出会えないかなー。こればっかしはどこにあるのかわかんないんだよな。
2020/5/12
こばちゃん