やっぱり就職なのかな...

今日は、研究室のM2の同期たちで自主的に実施している論文執筆ゼミに出た。
ここでは、修論および投稿論文を執筆している同期たちが週1程度で集まっては、進捗や先週発表した目標を達成できているかを報告する。
みんな、投稿へ向けて着々と進んでいて眩しかった。
自分も国際誌に投稿するつもりだったのに、こんなに学術的価値がないと今更になってわかってもなあ…

昨日の先輩との話で、研究にはビッグピクチャーが必要だ、と言われた。
平たく言えば野望を持てということである。
しかし、僕にはそれがない。
なんだか、学会に行っても知的好奇心はそそられるけど、教科書的な知識の吸収で満足している感が否めない。
たぶん、研究者として向いてないんだろうな。

博士に行っても、たぶんここで苦労するというか、病むんだろうというか…
さっきの論文執筆ゼミで、同期にはいろいろ話した。
「社会人から博士でもいいじゃん」
その通りである。やっぱ、一旦就職だな。

でも、急いで25卒で滑り込む?それとも休学する?
正直休学したいんだと思う。
ここに書くときはこんなに筆が進むのに、修論のファイルは開く気すら起きない。
修論としてしか認められない学術的価値のない研究だと分かっていて書く論文は本当に辛い。
特に今は心にそんなキャパはない。
半年だけ休学して秋に卒業して、半年間研究室の技術補助員で雇ってもらって、それから就職も悪くないんじゃない?
まあ、1年休学してもいいけど。

就職するなら自分の専門分野を活かしたい。
でも、基礎中の基礎的な生態学がそのまま活きる職種なんてない。
まあ、みんなどこかで妥協するんだろうね。

とりあえず、夕方から就活エージェントなる人との面談がある。
正直に話して根掘り葉掘り聞いてやる。

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