自己紹介

何本か記事を書いてしまっていたが、自己紹介をしていなかったので、今更ながら。
経歴などは随時更新していきます。

ついでにここで言っておきますが、私の記事はタイトルに関する話から始まり、そこからどんどん脱線しがちです。
ご了承のほどよろしくです。


経歴 (具体的なことは伏せます)

幼少期〜中学時代

1999年5月、ある地方都市に生まれる。
男性です。
地元にはとても愛着があり、いずれは地元に戻りたいと思っている。
たぶん、地図アプリとかを見なくても好きなところに行けるのが、自分の街って感じがするんだと思う。
幼少期の男の子はだいたいみな、電車 (鉄道)、昆虫、恐竜のどれかを一度は通ると思うが、 僕は全部通過してきた。
電車は機関車トーマス、昆虫はムシキング、恐竜は恐竜キングじゃなく図鑑とか地球ドラマチックなどがきっかけでハマった。
昆虫と恐竜が好きになった延長で、動物が全般的に好きになった。

しかし、私の地元は田んぼも畑もない。
カブトムシやスズムシはペットショップで買うものだったし、カエルやらカマキリは捕まえたらレアな生き物だった。
小4の時からクサガメを飼っていて、今は実家で母が面倒を見てくれている。

一方で、幼少期から一般的に数学や理科にも興味があった。
保育園のころ、「紙に厚さはあるのかな?」と思った。
そのとき、紙の束は分厚い。だから紙の1枚1枚にも厚さはあるはずだと推論した。
同じように、ヒモをずっと半分にし続けたらどんどん長さは0に近付くけど、近付くだけで0にはならないんだなと思った。
自分のことながら、賢いな子だなと思う笑

科学館で見た物理や化学の不思議にも強い興味を持っていた。
小中高と学習を続ける中で、それまでの不思議が回収されていく感じがして面白かった。
生物学よりは物理学や化学、数学を面白がっていた。
生物学ではなく生き物が好きだった。

高校時代〜大学入学

(ここからちょっと自慢まじり)
高校は地元では有数の進学校に進学した。
迷うことなく理系に進み、生物ではなく物理を選択した。
でも、高校で物理を学習する中で、純粋に物理を学習したいわけじゃないし、工学部は絶対違うと思った。
よく理系にあるパターンだと思うが、文系科目がひたすら苦手だった。
というか興味がなかった。
でも、英語だけはよくできた。

確か高1の夏休みの課題で読書感想文が課された。
小さい時から本を読むこと、活字を読むことがすごく嫌いだった。
教科書とかなら難なく読めるんだけど笑
別に読みたい本なんてなかったので、推薦図書から選ぶことにした。
そのなかで、渡辺佑基先生の『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』という本だけは興味がもてた。
そこで、バイオロギングという研究手法を知った。
趣味みたいなものだと思っていた生き物のことと、物理がこんなふうにマッチングするんだ!と感激した記憶がある。
そこで、大学ではこれをやるんだ!と思い、ネットで「バイオロギング」で引っかかった、佐藤克文先生に一目散にメールした。
優しくもバイオロギングを教えてくれる先生と所属大学を教えてくれた。

その中から受験校を選定し、しゃにむに勉強した。
浪人を経たのち、第一志望には落ちたが、バイオロギングの先生がいる大学へ入学した。
ちなみに、僕は浪人時代の自分のことを模範囚と呼んでいる。
趣味も娯楽も最低限に本当に365日勉強した。
若くて体力があったこともあるだろうけど、今となっては信じられなくらい勉強していた。

学部生時代

地元から遠く離れた大学に進学した。
陸路で帰省できなこともないけれど、どう考えても空路しかないほど離れた場所である。
その大学もいわゆる地方都市にある。
ただし、私の入学した学部は学部3年生から、辺鄙な田舎のキャンパスに飛ばされる。
わかる人には、僕がどこ大のなに学部かまでわかるだろう笑
学部時代、特に 2, 3年生のころの大学の勉強はとても退屈だった。
なんだか、これじゃない感と、積み上がりのない感。
工学部の同期は応用数学を基礎から学んでいるし、薬学部の同期は物理や化学の知識がどんどん深化している。
学部の授業は落単こそしないが、全くいい成績じゃなかった。
でも、図書館にこもって興味のあることを見つけたり、独学するほどの熱意はなかった。
コロナ禍だったこともあって、虚無の時代を過ごした。

そんな中で、数理生物学の授業を受講した。
革命的に面白かった。
微分方程式で個体群の増殖、捕食-被食による個体群密度の増減が表現できること。
個体群の齢構成をベクトルにまとめ、齢ごとの生存率と産子数を行列にまとめることで、個体群の成長を記述できること。
しかもその行列の固有値は個体群の成長速度を表していること。
(左固有ベクトルが繁殖価、右固有ベクトルが安定例分布に対応していることは後に知った。)
目から鱗だった。

巷では生物と数学は相性が悪いみたいなことが言われたりする。
僕もてっきりそうなんだと思い込んでいた。
だから数学も好きだし、生き物も好きだけど、両者は相容れないんだと思い込んでいた。
でもそれが見事に融和している世界を見た。知った。
(本当にそうかは議論の余地あり。でもそれは決して学問的に価値がないということではない。むしろそこが醍醐味だったりする。)
確かに、理系でも数学が苦手な人は、物理より生物を選択する傾向があるというだけで、受験のそれと学問のそれは全く違う話だ。

だからそれを勉強しようと思った。
色々と迷ったが、所属した研究室は数理生物学の研究室ではなく、行動生態学の研究室だった。
しかし、行動生態学は数理モデルによって発展した歴史があった。
何より行動生態学は、生身の生き物に触れて研究できる。
いろんな教科書を読み漁り、自由に勉強 (≠ 研究) させてもらっていた。

修士課程

結局、学部生のときと同じ研究室に進学した。
理由は単純で学科の友達や研究室のメンバーと離れたくなかったから。
一応他の研究室も見てたけど、環境が合わなかったら嫌だったというか、出ていく勇気もなかったから、残ったというのも理由である。
そして現在に至る。

趣味・娯楽など

僕は趣味が多い。それらを書き連ねていく。

部活

中学から大学までずっと剣道部だった。
中学で剣道部に入ったのは、一番ラクそうだったから。
高校では運動部に入ろうと思っていたが、運動神経はいい方じゃないし、走ること、筋トレがひたすら苦手だったこともあり、引き続き剣道部に所属した。
中学時代とは打って変わり、いわゆるガチの部活だった。
稽古についていくので必死だった。
そんなに上達はしなかったし、試合も出れなかったけど、剣道が好きになれた。
大学では草野球サークルみたいなのでも入ろうかと思ったけど、やっぱりここも惰性というか、下手の横好きで剣道部に入った。
新歓のときのアットホームな雰囲気に惹かれたのは間違いない。
ここでも相変わらず選手にはなれなかったけど、自分なりに頑張り通した。

中日ドラゴンズ・プロ野球

たぶんこれで出身地がバレますね。
僕が小学生のころは、落合ドラゴンズ黄金期で、落合政権の8年間は、僕が小学校を卒業するとともに終わった。
地元の球団がそんなに強かったら好きになるもんだろう。
最初に好きなった選手は立浪さんだった。
重要な場面で必ず代打で出てきては、タイムリーを打ってくる姿がカッコよかった。
監督での結果は残念だったが、これからも相変わらず応援する。
そのあとは、ご存知の通り暗黒時代である。
部活やら受験やらもあったので、正直そんなに見なくなったのも事実。
しかし、大学進学を機に地元を離れると、なんだか気になる存在になった。
2020年に久々のAクラスに入った時は嬉しかった。
大エース大野雄大は神々しかった。
今の中日は若手有望株で溢れている。
ほとんどが僕より年下で尊敬する。
あと2, 3年したらまた黄金期が来ないかな。

ただ、僕は割とプロ野球全体が好きなので、山本由伸の投球にはワクワクさせられたし、同い年の村上が三冠王を獲ったときは、推しの大島が首位打者を獲れなかったことよりもワクワクさせられた。
WBCは感動しましたね。
特に準決勝のメキシコ戦は流石に負けると思った。
ちなみにメジャーは、大谷さんがドジャースに移籍した今季からちょいちょい見始めた、完全なるミーハーです。
アマチュア野球はほとんど知りません。
甲子園も今夏の優勝校がどこか知らないくらいです。
特に高校野球は「高校生らしいハツラツとした〜」みたいな文言、美しい青春としてすべて美化しようとする感じが、青写真の押し付けのように見えて性に合いません。
(じゃあアイドルはなんなんだ!ってなりますよね。矛盾してるのは気づいてます笑)

観戦するときはビッグプレーやドラマチックな展開を見たいというよりは、戦術の妙を楽しみたいという傾向が強い。
だから、ピッチャーが打席に入るセリーグの野球が好きだし、チーム編成を考えることが大好きだ。
だから、好きな選手は井端弘和さんのような選手が多いかもしれない。
守備が上手くて、盗塁よりは走塁技術に長け、小技や右打ちもできるクラッチヒッター。
はい、玄人好みの選手が好きです。

坂道グループ

乃木坂46、櫻坂46、日向坂46が好き。
基本的に箱推し。
もともと、中学時代に当時NMB48の絶対的エースだった山本彩にどハマりして、48グループを見るようになった。
その後、こじまこやなーにゃなど、12~15期あたりをふわっと箱推ししていた。
たまたまチケットが当たったので、松井玲奈の卒業コンサートの1日目に行ったりもした。
偶然アリーナ席だったのは、とんでもないガチャ運だったと思う。
高校に上がった頃には、ゆいゆいを推していたが、だんだん乃木坂も見るようになった。
確か、ハルジオンが咲く頃あたりで乃木坂推しになり始め、3期生が加入する頃には、完全に乃木坂へシフトした。
もう少し早くから観てれば、まいまいとななみんを生で観ていられたのになあ。
その後、欅坂も追いかけ、けやき坂も同じように追っていたが、全部並列に追っていた印象。
ただ、昨夏の乃木坂の全ツの名古屋公演Day2まで、握手会含めどんなイベントにも参加していなかったし、ラジオとか配信もほとんど見てこなかった。
行ってわかったけど、いやー、ライブっていいですね。

オードリー・ラジオ

ひらがな推しが始まってから、毎週ご両人をお見かけするようになった。
もともと、オドぜひとかでチラチラ観てたけど、そもそもネタとか芸人さんにそんなに詳しくなかった。
おそらくスタッフさんにファンが多いのでしょう、毎週ラジオでの発言がからんだテロップが、がな推しでもひなあいでも出ていた。
最初は意味がわからなかったが、毎週テロップの元ネタ解説動画を上げるYouTubeチャンネルがあり、その動画を見ているうちにオードリーのラジオって面白そうって思うようになった。
そしてちょうどコロナ禍に見舞われた。
家の中が無音なのが寂しかったので、試しにオードリーのANNをしばらく聴いていたら瞬く間にリトルトゥースになった。
若林さんの本も読んだ。
「あー、わかる、この感じ」というのが随所にあった。
ふだん本を読まない/読めない僕が久々に読破した本だった。
あと、あちこちオードリーでの本音トークみたいなのが、人間味があふれてて好きだった。
研究室の先輩にもリトルトゥースがいた。
東京ドームライブに現地参戦しようとしたが、チケットは全部外れた。
仕方ないので、映画館でライブビューイングした。
最初、若林さんが例の自転車で場内を1周してる様がカッコ良すぎて、隣の先輩にバレないように泣いていた笑

オードリーをきっかけにラジオを聴くようになったが、結局聞いているのは、坂道のラジオばかりである。
こさかなのラジオ、いいですよね。これぞこさかなって感じが。
このちゃんのANNもすごい好き。
日向坂高校放送部時代から聞いていたけど、同い年のこのちゃんが悩みながらも頑張ってる姿、夢を叶えていく姿、憧れです。
糖分が欲しいときは、らじらーに勝るものはない。
のぎのの、さくらさ、ひなたひもそれぞれグループのらしさや、メンバーどうしの距離感が感じられてよい。
これ以上書いたらキリがなさそうなので、以上!

釣り

学部3年生からキャンパスが変わったことで、海がすぐそこの環境になった。
もともと、実家にいる頃から、ごくたまに釣りには行っていたけど、趣味と呼べるほどじゃなかった。
しかし、そんな環境なので、周りに釣り好きがごまんといる。
僕も釣りには興味があったので、ちょくちょく連れて行ってもらった。
そこからどっぷり釣りにハマるまで時間はかからなかった。
最初は堤防やら漁港でのお手軽フィッシングだったが、周囲も驚くスピードで道具を買い揃えた。
釣りを始めてから3ヶ月もした頃にはライフジャケットを身につけ、沖堤防でブリを釣った。
初めて行ったブリ釣りは友達5人で行ったが、いわゆる爆釣だった。
もう後戻りできなくなった。
ビギナーズラックなんだろうが、これがパチンコや競馬じゃなくてよかったと思う。
その2週間後にはウェーダーを買って、渓流へ行った。
イワナとヤマメを釣った。
渓流は足元の悪い川をひたすら歩くので、体力的にしんどいが、あの景色に勝るものはない。
最近はクマが怖くて行きたいと思えないが。
本当は別にも力を入れて釣っている魚種がいるのだが、これ以上言うと私の所属大学やら学部やらが全部ばれちゃうので、これにて終了!

ちなみに僕の釣りにおけるポリシーは、以下の2点である:
① ルアーで釣ること
② 陸から釣ること
まず、①だが、これは「エサ釣りをあまりしない」と読み替えてもらって構わない。
餌を使うと手が汚れるし、臭う。
あと、当たり前だが、餌で釣れてもなんか「そら、そうよ」と思ってしまう。
ルアーで釣るのは、「お魚を騙してやった!」というよくない優越感もあるんじゃないかな…
もちろん、遊んでもらって感謝している。
不用意な殺生は極力避けているし、殺めてしまったときは、美味しく食べることで供養しているつもりである。
まあ、自分を正当化する言い訳であることには間違いないのだが。
それと単に、エサ釣りでしか釣れない魚種に、あまり興味がないんだと思う。

次に②だが、これは船酔いすることと、船釣りに興味がないことが主な理由である。
船酔いはもうしょうがない。
以前、家族旅行で沖縄に行ったとき、ホエールウォッチングと釣りをした。
どちらも船に数時間揺られていたのだが、どちらも酔った。
吐くほどではなかったが、ひたすらしんどかった。
クジラも見れたし、お魚もたくさん釣れたから満足ではあるのだが、それよりも船はいいやという感じの方が強い。
そして、そもそも船釣りに興味がないのは、どちらかと言うと「釣らせてもらっている」感じがしてしまうからだと思う。
魚がほぼ確実にいるところへ連れて行ってもらって、そこで釣ってもうーんと思う。
陸からの釣りは、その日の風向き、潮の流れ、直近の釣果情報などから総合的に判断して、今日はここで釣ろう!となるわけである。
これで大きな魚が釣れた、たくさん釣れたとなれば、喜びもひとしおだ。
おそらく一種のギャンブル性が、私が釣りに求めている重要な要素なんだと思う。

釣りについて最後にひとつだけ。
全く釣れなくても、楽しい。
(さすがに周りがぽんぽん釣ってるのに自分だけ釣れなかったら話は変わるけど。)
だって、目の前の景色が綺麗なんだもの。
ただ打ち寄せる波。
彼方に見える水平線。
登っていく朝日。
渓流のせせらぎ。
木漏れ日と鳥のさえずり。
このときは、ただ眺めるだけだと手持ち無沙汰だから釣りをしているという感じに変わる。
こんなに贅沢な非生産的な時間はない。
でも、不思議なもので、こういう無欲なときに突然かかるのだ。
なんか剣道にも似たような言葉がありますよね。

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