パンを渇望している
お米も好きだけれどパンも好き。
(ムスメが圧倒的ごはん党なのでよく争いが起きます)
パン好きのきっかけとなったあの日のことは忘れられません。
まだ小学校の低学年だったと思うのだけれど、「ただいまー」と帰ってきたら、家の中に信じられないようないい匂いが広がっていたのです。
え?なにこれなにこれ?(わくわく)と台所へ向かうと、そこには焼き立てのバターロールパンがありました。
表面に塗られた卵のおかげで、つやつやと輝くパン。
外側はぱりっとしているのに、中はリッチなしっとり感。
小学生の私は、なにこれなにこれー!と興奮したのでした。
加えて、当時我が家にはまれだった「バターの香り」が部屋中にあふれていて、それはそれは幸せな空間だったのです。
詳しく話を聞くと、どうやら母がパン教室に通い始めたとのこと。
習ったものを初めて家で再現したのが、そのバターロールパンでした。
それから30年以上経たいまでは、バター控えめ、塩もお砂糖も控えめの「素朴なパン」ばかり作っている母。
ちょっと物足りない気もするけれど、それはそれで、バターやらジャムやらはちみつやらとの相性も良くて、帰省するたびに母のパンをもらってくるのを楽しみにしています。
帰省したときは、もう一か所、好きなパン屋さんに行くのを楽しみにしています。
田んぼと山が主体の、のんびりとした場所にあるパン屋さん。
そこでは、薪窯で焼いたどっしりとしたパンが売られているのです。
ハード系のパンが好きな人には超おすすめ。
しかしそこのクロワッサンが、私はとても好きでした。
これ本当にクロワッサン?というくらい、ずっしりと重たいパン。
生地のどっしりとした味わいも好きなのですが、あふれ出る芳醇なバターの風味がなんともたまらんのです。
今度帰省したら、また買いに行こう。やってるかなぁ。笑
※と、パンへの想いを書いていたのですが、フィットする写真がないため、本日はにゃんこ写真で失礼いたしました。
何か楽しいことに使わせていただきます!