ぜんぶ人生経験
もうすっかり秋から冬へ。
手先の感覚やお湯の温度から、
今年もここまでやってきました。
長く冬のお洋服を楽しみたいけれど、
やっぱり早く春が来てほしいものです。
人は、弱かった時の自分をどんどん忘れてしまうものです。
だから、強くなった自分にひとりでは気づけない。
過去は忘れられてしまう。それは決して悪いことばかりではないけれど。
今よりも何もできなかった時の自分も、とても頑張った時の自分も、
私自身がそれを思い出せなければ、信じることができない。
見えるのは今だけ。
今日も何もしなかったなと思って、1日1日進んでいくことに焦って不安で。
本当に何もできなかったわけではなくて、
ああだったらこうだったらと考えるだけ考えて、
そう思うようにはうまくできなかった自分に落ち込んでる。
やりたいことがあっても、目の前の必須事項に気を取られて、
あれもしなきゃこれもしなきゃで、一直線に突っ走れない、
満ち足りているはずなのに、縛られている感覚。
泣くまでもない。泣く暇もない。
ちょっと気を抜けばそんな日々だから、
覚えてることも、忘れてしまったことも、
楽しかったことも、辛かったことも、
どんな感情も、どんな体験も、
全ての結果が、全ての過程が、
全部、人生経験だ。
人生経験は多ければ多いほど、自分の言葉に説得力が増す。
この先なくなることのない不安と、
自分で自分を安心させながら、納得して進んでゆける。
大きく何かを変えれば、何かが起こるかもしれないけれど、
今日も、変わらない日常を、波の激しいこの心と生きている。
そんな自分も愛おしくなってきたらこっちの勝ちだよね。
そんなふうに思っています。
みなさま毎日本当におつかれさまです。
終わりに、最近のちょっとしたことです。
しばらく文章を書くことから離れていましたが、
先日あるレポートを書きました。
私には、何かをつくって完成すると、そのままぶっ壊して逃げたくなる性格があって。今回も書き終わってから全部デリートしたくなる衝動を抑えて。ものすごく勇気を出して。
やっぱり私は書くことが好きだなと思いました。
私なりに精一杯伝えたいことがあって。
それが伝わる人には伝わるようです。
相手は何度も何度も繰り返し読んでくれたそうで。
なんだか恥ずかしすぎるのだけど、伝わることはうれしいものです。
文章にすれば、ありのままでいられる。
言葉で表現できてる、素直な世界を守れている、そんな感じがしました。
人によって、心地のいい表現方法は違うものですね。
そうやって、このnoteはいろいろな方の居場所になっているのだろうなと思いました。
お読みいただきありがとうございました。
日々は長いようで短く、短いようで長い。
暗い時間が長くなると気持ちも暗くなりやすくて。
暖かくすると、パフォーマンスも上がるらしいです。
お互い頑張りましょうね。
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