4ヶ月間の休職期間を経て思うこと
適応障害と診断されて休職し、気付けば新年を迎え、復職日を迎えようとしている今、思っている事を残しておきたい。
4ヶ月前、毎日いっぱいいっぱいで、不安で怖くて、泣いてばかりで、辛かった自分に伝えたい。
自分を誤魔化して無理して進み続けなくても大丈夫。休んでも大丈夫。なんとかなるよと。
4ヶ月前、いつも負けたくない、なめられたくないと常に張り切り、自分なりに一生懸命働いていた私だが、張り詰めていた糸がプチンと切れてしまったようにおかしくなってしまった。
もうできない…
朝は起き上がれないし、笑えない、通勤途中や客先に向かう途中で泣けてくる、焦燥感に襲われ、社用携帯にかかってくる電話も怖くて怖くてとれなくなった。
とにかく怖くて不安な思いを払拭したくて、初めて精神科に受診した。あなた休んだ方がいいよと言われ、直属の上司に相談した。
涙はドバドバ、鼻水はダラダラ流しながら、申し訳ない気持ちからその時は上司の顔も見る事ができなかったが、休みたい旨を伝えた。
私の異変に薄々気づいてくれていた事もあり、戸惑いながらも対応してくれた。
いざ休職してみると、罪悪感とか不安、無責任な自分に嫌気もさしたが、正直ホッとした自分もいた。ああこれで暫く休めるんだと。
休職する旨を両親にも泣きながら伝えた。
2人とも頷きながら、父は「そうかあ、〇〇(私の名前)の人生だからな…」母は「なんとかなるよ」と私に声をかけてくれた。(あれから4ヶ月経ったが、私が4ヶ月間実家で何をしてても、してなくても、特に休職に関して触れず、いつもと変わらずそっと見守っていてくれている両親には改めて感謝したい。きっと本当は聞きたい事や気になる事が沢山あったと思うから。)
仲の良い同期は、「辛かったよね、しんどかったよね、でも決断できた〇〇ちゃんが偉いよ!」と私を肯定してくれた。嬉しかった。
当初は1ヶ月間休む予定が気付けば4ヶ月があっという間に過ぎて、今は働きたい意欲も湧いてきた。
4ヶ月前は暗闇の中にいる気分で、このまま消えたらどうなるだろうとも考えてしまっていた自分がここまで回復できて嬉しいし、周囲の温かい支えに感謝したい。
この4ヶ月、最初は寝たきりだったが、活力が湧いてくると、外に出て散歩したり、走ったり(人生初の10キロマラソンに出た)、ハリポタ一気に見たり、英語学習に取り組んでみたり、好きな事をして過ごした。(好きな事をしていても、頭の片隅で常に仕事の事を考えてしまっていた私だが、時間が過ぎるにつれて、考えない時間が増えていった)
また、この4ヶ月、この先どうやって生きていきたいか、自分と向き合う時間が多かった。
何のために働くのか。自分が大切にしたい事。自分の好きな事は何か。仕事とプライベートのバランス、、、。
来月からは新しい部署での再スタートを切る。
人と比べず、支えてくれる周囲の人に感謝しながらも、自分のペースで自分の人生を歩んでいきたい。