「日本企業の勝算 人材確保×生産性×企業成長」(デービッド・アトキンソン著)を読んで|ICTと社会
働き方改革と生産性向上をめぐる私のモヤモヤ感を解消すべく読んだ本の2冊目は、「日本企業の勝算 人材確保×生産性×企業成長」(東洋経済新報社)。
著者のデービッド・アトキンソン氏は英国生まれで、日本在住31年。元ゴールドマン・サックスのアナリストとして、30年余りに渡って日本経済の分析を行い、日本の生産性をテーマにした本の出版もこれが6冊目とのこと。
400ページに渡る本だが、言っている内容はほぼ一つのことで、日本は高い国際競争力を持っているにも関わらず生産性が低い原因