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KNT
2020年2月20日 20:43
面談ののち、A社から選考の案内が来たため彼は履歴書の作成と職務経歴書の見直しを経て正式に応募した。2/13のことである。2/18、履歴書作成を経て志望動機の言語化が足りていないと感じた彼は、面接に向けて志望動機と転職理由を改めて整理した。これまで出てきたあらゆる複合的な要素を「過去、現在、未来で語る」フォーマットに落とし込むと、かなり整理することができた。彼にはこの方法が合っていたよう
2020年2月17日 17:04
面談当日。現職の合間を縫って、彼は再度自分の想いの棚卸しと質問事項をまとめた。面談自体は30分間行われ、希望する職種のリーダーが面接官として彼を応対した。彼のこの日の目的は「仕事の解像度を上げる」こと。実際の業務内容や現場の想いや方向性など、面接担当者がオープンに話してくれたおかげで彼自身の企業に対する志望度は一層上がった。面談の最後に彼は「ぶっちゃけ自分、どうでした?」
2020年2月6日 15:57
A社との面談を控える中で彼が少し不安を感じていることが2つある。ひとつは、自分の気持ちを明確に言語化する準備が足りていないこと。長い時間をかけて自分が出した結論に彼は自信を持っているが、それを企業側にうまく伝えられるかどうかはまた別の話だ。幸いまだ時間があるので、週末にじっくりと言葉にする作業を彼は行うつもりでいる。ふたつめは、一社入魂のきらいが残っていること。A社が良い会社で
2020年2月6日 15:36
彼は久しぶりに自分のルーツとなる最初に配属された部署の先輩達に会った。彼にとっては、正直に悩みや本心を打ち明けられる、信頼できる数少ない人々である。うち1人が彼の志望する業界に転職するという報告を受け、自然と話題は転職をする/しないという話になった。彼はそこで、「どの業界や会社に行くかはまだ少し迷っているが、現職を離れることにもはや迷いはない」と発言した。自分で言いながら、
2020年2月6日 15:29
カジュアル面談を申し込んだA社から、早速日程調整の連絡が届いた。彼は返事が来たことに安心しながら、日程を返信した。面談日は2/10となる。面談に向けて、彼はA社のことをネットでひたすら調べ続けていたのだか、何度も自分のことを考え、A社のことを考えているうちに「思考の形骸化」とでも呼ぶべき現象が起きて少し不安な気持ちになっている。本心から考え、本心で決めたはずの業界や職種について