デジタルマーケティングとは人と人を繋いでハッピーにすること
ビジネスにおいて、「デジタルマーケティング」または「デジマ」という言葉がある程度定着してきましたが、その一方で、具体的に何をすることなのかは、その言葉を発する人によって異なることが多いと思います。
さらに言えば、発信者自身がよく分からずに口にしている可能性もあります。
そういう曖昧さの中で流通している言葉なので、その定義を詳細に・誤りのないように説明しようとすると、かなりの勇気と熱意を持って臨む必要があるのですが、そういうことを一切気にせず、説明するとこうなります。
デジマとは
人(企業)と人(顧客)を繋いで両者をハッピーにすること
ここにいくつか補足をすると、「商売のこと」であり、「デジタル(≒データ)で繋ぐこと」であり、といった要素が付け足されていくのですが、最も大切なことは「人と人を繋ぐこと」そして「両者がハッピーになること」です。
すなわち、互いに求め合う双方をデジタルという手段で繋ぐこと。
自社の商品を求めている「誰か」と、自分の求めている商品を提供している「誰か」を繋ぐステキな関係づくりがデジタルマーケティングの神髄です。別の言葉で言えば、最良のCX(顧客体験)を作ること。
そうであるはずなのに、なぜか、手段であるところのテクノロジやツールの話にフォーカスされてしまうところが、デジタルマーケティングを分かりづらいものにさせていると思っています。
もし、あなたがデジタルマーケティングのことを考える立場にあるとしたら「何のためにデジタルマーケティングをしようとしているのか?」「誰をどのようにハッピーにさせようとしているのか?」を考えてみてはいかがでしょうか。
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