日記:24.10.27

Call of Duty : Black Ops 6

昨日はキャンペーンを散々にこき下ろしたわけだが、とある情報を耳にしたため、昨日の今日であるが再度掘り返させてもらうこととする。

●きわめて深刻なトレーラー詐欺
→クリントン、ブッシュ、フセイン、サッチャーにパウエル、誰一人としてストーリーに関与してこない。顔だけ名前だけ。動画中のもったいぶった発言はストーリーに何一つ関係がない。

●プレイ体験の一貫性が皆無
●シリーズ間の連続性の欠如
●紙のように薄っぺらく、かつ説得力の欠如したシナリオ
●ぶつ切りのストーリー

情報はこのぶった切られたストーリーに関係している。もっと言えば忌まわしきWarzoneに関する話でもあるし、トレーラー詐欺にも関する話でもある。
もったいぶっても仕方ないのですぐ結論を述べるが、「Warzoneのライブイベントでストーリーの続編を公開する」という形式になっているという話だ。
面倒なので調査していないが、どうやらMWシリーズもそのような形式でストーリーが制作されていたとの事だ。まあMW3は良いにしても、そういう形式でシリーズを作るのはまったく感心しない。
MW2も3もゲロみたいなクオリティのキャンペーンだったからな。MW2の悪口を言うと決まって開発期間を持ち出してくる奴がいるが、BOCWだって同じことだっただろと言いたい。MW3はまあ同情する。
それに、なぜか最近はペルセウスだのパンテオンだのアヴァロンだのと、一見でフィクションと見分けられるようなあからさまなネーミングが意識されていたのだが、すべて合点がいった。まあ、もうさっさとこの話を終わらせよう。気分が悪い。

運営、もといTAは長期運営Warzoneを見据えて政治的な話を極力絡めないように舵切りしているにもかかわらず、往年のファンを釣るために政治色を濃くした詐欺トレーラーをわざわざ制作した。

こちらが求めている物を理解した上で、ろくでもない詐欺行為に手を染めているのだ。


慷慨憤激、を、もはや通り越して自分自身がみじめで仕方ない。
Black Opsというシリーズが薄っぺらいドル箱シリーズになって久しかったわけだが、BOCWで「やれんのか?」という雰囲気を漂わせ、トレーラーでそれっぽい雰囲気を出して「やれんのか!?」という期待を抱かされていた。
そんな風に少しでも期待していた俺が、惨めで、惨めで、仕方ない。

まあ、もう、なんというか、俺にとってはともすれば生きる活力を丸ごと喪いかねない大ごとであったわけだが、Warzoneという諸悪の根源が俺のメンタリティを一転させた。逆に礼を言いたい。

それにしたってシナリオの品質の悪さは狂っているが、まあもう昨今のアメリカという国の創作物全般が狂ってるから深く追求するだけ無駄か。
ポリコレポイントも稼いでIGN様からの評価も上々みたいだし良かったんじゃねえか?死んどけ。何がポリコレ、何がDEIだ。そうだろウッズ。ウッズお前だけは最高にお前らしかったよ。他のキャラクターも等しく造形や情緒にはスタッフの愛情があったとは思う。
そうやって端々でレベルの高さや頑張りを感じられただけに、根底の部分がどうにもならないレベルで腐っている事が悲しい。プログラマも、デザイナーも、開発陣全般ほどんどに罪はない。金稼ぎのためのゲームが存在する事も別に否定はしない。しかし、ここまで不誠実だと話が違う。

Cyberpunkも当初は詐欺トレーラーに低品質のゲーム体験だったが、彼らはきわめて誠実な対応と努力によってその信頼と地位を回復した。
CoDは、絶対にそうはならない。開発体制に無理がありすぎるのもさることながら、彼らは絶対に、Warzoneが続く限り未来永劫このような商業主義的ゲームを作り続ける。

言いたいことをまとめるのも面倒になってきた。このゲームのキャンペーンについてもう何も考えたくない。記憶を消して、もう一度…もプレイしたくない。最悪の気分。

おわり



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?