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関東で整形外科医として勤務|整形外科領域に特化した医療情報を発信中|年間手術件数200件以上執刀|外来では週80人ほどを診察|

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最近の記事

育休を終えて

2022年5月19日に長男が産まれました。 母子ともに無事に出産、1週間の入院を終えて退院となる5月25日から僕も育休をもらいました。 おむつを変えたり、妻が搾乳して保存してある母乳を温めて飲ませたり、お風呂に入れたり、着替えさせたり、寝かしつけたり 仕事をしていないので、毎日できる限り全てのことをやってみました。 結果とても充実した日々を送ることができました。 男性の育休取得率はまだまだ低いみたいですが、なるべく取れる人が増えたらいいなと思います。

    • 医師として働いていて思うこと

      僕は整形外科医として日常的に紹介状が必要な総合病院から町の診療所までさまざまな場所で診察を行なっています。 診察をおこなっている中で患者さんとの意識のギャップのようなものをよく感じます。 当たり前のように聞こえるかもどのような病院で勤務するかに依らず診療をする時には僕は患者さんの訴えから治療対象となる病気を見つけようとします。 しかし医学はいまだ発展途上であり全ての訴えに対して明確な答えが出せない時もあります。 例えば足の痛みで病院を受診した方に対して診察、検査をした上

      • 変化

        朝のコーヒーを入れるために モカエキスプレスをずっと使っていたのですが、最近偶然100円ショップに行ったらドリップコーヒーのドリッパーとペーパーフィルターがあったため衝動買い。 ペーパードリップとモカエキスプレスの飲み比べをしたら味もかなり違うため面白いです。 ドリップコーヒーのお勧めグッズとかあれば教えてください。 #私のコーヒー時間

        • 腰痛に対して病院でできること⑥

          前回の記事の続きになります ④リハビリ運動療法といわれるものです。慢性の腰痛に対しては痛みを軽くすること、さらに痛みの再発を防ぐ効果があると言われています。 メリット 〇安全な治療法。 〇リハビリ専門のスタッフに教えてもらったことを自宅で継続できる。 デメリット ×即効性はない ⑤サポーター腰椎コルセット、腰痛サポーター、腰痛ベルトなど様々な呼び方があります。体が動いて痛みが出る人、慢性的に姿勢が悪い方などにお勧めの治療方法です。 メリット 〇病院だけでなく

          腰痛に対して病院でできること⑤

          前回の記事の続き 現役整形外科医による腰痛に対して病院でできることを書いている記事です。 まずは安静一番重要なのは安静にして腫れがあるようならば冷やすことです。それをお勧めしたうえで病院での治療法の選択肢として ①注射 ②飲み薬 ③外用薬(例:湿布、塗り薬) ④リハビリ(運動療法) ⑤サポーター の5つの選択肢があります。 まず原因がわからない腰痛の場合、多くのケースが1か月程度で自然と痛みが軽快します。 そのため 今ある痛みをできる限り抑えながら様子を

          腰痛に対して病院でできること⑤

          腰痛に対して病院でできること④

          前回の記事で対症療法の選択肢について書きました。 治療法について考えるときには 治療の効果 副作用 の2つの点から治療法について考えることが重要になります。 下の表がそれぞれの治療法の特徴になります。 まずは安静上に書いてある様々な方法がありますが一番効果的で安全ですぐにできるのは安静にしていることです。さらにもし腫れがあるようなら冷やして痛みを緩和することが最も重要になります。 またさらに詳しく解説します。

          腰痛に対して病院でできること④

          腰痛に対して病院でできること③

          関東在住の整形外科医が腰痛に対して病院でできることを開設するノートです。 ぜひ①、②を読んでからこの記事を読んでいただければ幸いです。 前回の記事で書いたように診断において重要なことは見逃してはいけない疾患を見逃さないことになります。 下のような症状がある場合は最初からかなり詳しい検査をお勧めする場合があります。 ①安静時の腰が痛み ②発熱 ③体重減少 ④胸痛、 ⑤足の痛み、しびれ さらに言うと、上のような症状を伴わない場合はかなり詳しい検査をしても原因がはっきりし

          腰痛に対して病院でできること③

          腰痛に対して病院でできること②

          このnote記事では初診の腰痛患者さんに対して整形外科医がまずどう考えて診察をしているかを解説します。 診断で一番大事なのは患者さんの話を聞くことになります。 昨日転んでぶつけてから強い腰痛があるのと、1年前から弱い痛みが続いているのとでは可能性の高い原因が違います。 そのためまず患者さんの話を聞くことが診断をつけるために重要になります。 病院に行くときには自分の中で ①いつ痛みが出てきたのか? ②何をしたときに痛みが出てきたかもしくは痛みが強くなるか? ③体の

          腰痛に対して病院でできること②

          腰痛に対して病院でできること

          初めまして。 関東で整形外科医として勤務していいます。 今回はnoteで腰痛に対して病院でできることを皆さんと共有したいと思います。 今回のnote記事の対象 ①腰痛があり病院に行こうかを迷っている方 ②病院に通っているがよくならないほかの治療法がないか悩んでいる方 今回のnote記事の内容病院(整形外科)を受診してできることを紹介します。 病院でできることは簡単に言えば次の2つになります。 ①診断 ②治療 診断について医者は診察によって腰痛の原因となっている

          腰痛に対して病院でできること

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          この記事では医師専用のポイントサイトMedPeerで効率よくポイントを獲得する方法を紹介します。①無料会員登録でポイントゲット 会員登録後に紹介のシリアルコード(d7zpoo)入力することで2000円分のポイントを獲得可能です。 ②すき間時間に月平均5000円分のポイント獲得可能 講演会の視聴、アンケートの回答でポイント獲得可能です。 MedPeer無料登録の方法 ①下記リンクをクリック後 ②『新規登録はこちら』をクリック ③『無料会員登録はこちら』をこちら

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          大腿骨転子部骨折と診断された方もしくはそのご家族へ(入院時編)

          最初に(このノートはこんな人におすすめ) ―大腿骨転子部骨折と診断された方もしくはそのご家族、ご友人 この度は突然のご入院となり、心よりお見舞い申し上げます。 この記事は現在大腿骨転子部骨折と診断を受けた方もしくはそのご家族に 対して今後の治療の流れをできる限りわかりやすく説明する記事です。 大腿骨転子部骨折とは大腿骨の股関節に近い部分である転子部と呼ばれる部位の骨折になります。 大腿骨転子部の骨折はただの脚の骨の骨折と甘く見てはいけません。 大腿骨転子部骨折は高

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          大腿骨転子部骨折と診断された方もしくはそのご家族へ(入院時編)

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