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甘口ワインはどのように造られるの?#1【WSET Lv.3/JSAソムリエ・ワインエキスパート1次試験対策】


WSET Lv.3セオリーで狙われやすい【酒精強化ワイン】にも関わってくる項目


WSET、私は甘口ワインの項目はかなり力を入れて学びました。
酒精強化ワイン、そして白ワインの醸造にも関わってきますので、しっかり押さえたいポイントです。



私達が普段、日本のスーパーやワインショップで見かけるワインの味わいは、ほぼ辛口ですよね。
これらのワインができる仕組みとしては、
酵母が果汁中の糖分をすべて使い切るまで発酵する=辛口になります。

それに対し、ワイン中に未発酵の糖分が含まれているのが甘口ワイン。

そしてその造り方にはいくつかの方法があります。一緒に見ていきましょう。


発酵の中断

これはさらに2つの方法にわけられます。

①アルコール添加

スピリッツの添加を行うことで、残糖がまだある状態でワインの発酵を中断させる方法のひとつ。

ポートやシェリーなど酒精強化ワインの造り方がこれにあたります。

この方法は酵母の働きを止めるため、ワインはそれ以上の発酵を続けることができなくなります。



②亜硫酸を大量に添加する&発酵中のワインを冷やす

この方法は、
ドイツのカビネット、シュペトレーゼ
・イタリアのアスティ
などの発泡性甘口ワイン
に使われています。


この方法を用いて発酵を止めると、
アルコール度数が低く、甘口のワインが出来上がります。

これ、自分的にものすごく腑に落ちた箇所でした。アスティやカビネット、シュペトレーゼがアルコール低い理由って、勉強するまでわかっているようで、うまく説明できていなかったから…。

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