自己紹介〚私とワインとnote〛
はじめまして、
私はワインを仕事にしている30代主婦です。
具体的には、
ワインショップでの販売
ダイニングバーでのサービス
ワイン講師
フリーランスのワイン営業
ワインインポーターでの資料作成事務
など日々ワインと触れ合うお仕事をしています。
今でこそワイン一色の生活ですが
約7年前までは
「しゃ、しゃるどね?しゃぶり?きゃんてぃ…???」
という具合にワインの事はさっぱり知らない、わからない人でした。
アルコールも強い方ではないので
ほんのお付き合い程度で、お酒からは少しばかり縁の遠い生活をしていました。
なぜワインを仕事に?
結論から言うと、導かれたから。
ワインを仕事にする前は愛知県のとある出版社で広告営業をしていました。
自社媒体の広告取りがメインの仕事です。
(本当は編集、ライター、コピーライター志望でしたが叶わず…。
宣伝会議の名古屋コピーライター養成講座や、京都までオトトイの学校へライター目指して通ったのは良い思い出です。)
やりがいある仕事でしたが、
その反面、過酷な仕事で心身を壊してしまい退職。
リフレッシュ期間中に、最初に声を掛けてもらえた先がバーの手伝いだったのです。
つらい修業時代
導かれるようにバーでの仕事を始めましたが、右も左もわからない。
なんせ飲食のアルバイト経験さえなかったので…
(学生時代は専ら家具屋のアルバイトや軽音楽部の活動に明け暮れていました。)
足手まといでしかなかった自分が情けなくなり、
「せめてワインの勉強を頑張ろう。
昼間、お金を頂きながらワインを覚えられる仕事をもうひとつしてみよう。」
との思いで、掛け持ちでワインショップで働くことに。
「ブドウちゃん」の洗礼を受ける
幸運にもワインショップで採用してもらえましたが、あるときお客様から
「あなたブドウちゃん(=ソムリエ)じゃないのよね?じゃあ、あなたの接客いらない。」
とショックな言葉を掛けられてしまいました。
「私がソムリエじゃないからお客様に相手にされないんだ…」
と辛い現実を知ることになったのです。
別にソムリエ資格を持っていなくたって、
接客してはいけないなんてことはありません。
資格を持っていなくたって、
素晴らしい接客をされる販売員の方、
レストランでスマートな対応をしてくださるサービスの方はたくさんいらっしゃいます。
飲食経営する方も、ソムリエ資格を持ってない方はたくさんいらっしゃいます。
だから別に持っていても、持ってなくてもどちらでも良いんです。
日本のソムリエ資格は民間資格です。
国家資格ではありません。
ですが、その時の私には必用なものでした。
なぜなら資格を持っていないと
お客様から相手にされない=仕事にならない
状態だったからです。
それから約4年間、必死に勉強をしてソムリエ資格を取りました。
私は「ソムリエ」をどう活かすか
あれよ、あれよと言う間にワインの世界に踏み込んでしまい、早7年。
ワインの知識的なことで困るシーンは、資格を取る前と比べてずいぶん少なくなりました。
それで、思ったのです。
「せっかく蓄積した知識、自分の中だけで肥やしておいても勿体なくないか?」
ソムリエとしての知識、誰かの役に立てられれば。
その1つとして
JSAワイン検定の講師を2024年からスタートしました。
(ワイン検定講師になるために必用な、ワインエキスパートの資格も取得しました)
「ワインを学ぶ人の役に立ちたい」
その一心で務めています。
ワイン初心者向けの検定です。
私は愛知県・名古屋市で講師として活動しています。
もう1つ、このnoteを書くことを始めました。
リアル講義や接客は限られた場所で、限られた方にしか受けてもらえないけれど、
noteではインターネット環境さえあれば、何処にいる人へでも伝えることができる。
しかも私なりの切り口でワインのことを伝えられる。
JSAソムリエ、ワインエキスパート
WSET Lv.3
ワイン検定
これらの資格関連はもちろん、
さまざまな角度で、楽しくワインの情報をお伝えしていきたいと思います。
堅苦しくなりすぎず、
ワイン初心者の方にも
「ワインってなんか面白そう。」
「ワイン、飲んでみようかな。」
と思ってもらえるような記事もたくさん掲載できれば、と考えています。
私の今の居場所を授けてくれた
「ワイン」という飲み物は、面白いもので
昔あこがれていた「ものを書くこと」
へと再び距離を近づけてくれています。
大人になってもワクワクできたり、
必死に勉強するチャンスを与えてくれたり、新しいことに挑戦するマインドを育ててくれたり、
そんな今の私へと導いてくれたワインとワインを教えてくれた人達に感謝する日々です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!