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【経営支援メンバー座談会】透明性とサステナビリティを実現するための1on1やフィードバックの取り組み

チームプレイのための取り組みに関して経営支援チームメンバーである、大道さん、高木さん、宮埜さんで座談会を行いました。各人がチームに関しての想いをざっくばらんにお話いただきました。

▲経営支援チームの皆さん

高木さん:チームに関して大事にしていることをざっくばらんにお聞きしていきたいと思います。まずは宮埜さんいかがでしょうか。

宮埜さん:経営支援チームは、各人が自分のお客様を担当する形なので、どうしても個人プレーになりがちだと思います。チームを意識することが特に重要ですね。

高木さん:たしかに、個人ごとの担当制を採用している組織だと、個人事業主の集合体みたいになってしまっているところは多いですね。

宮埜さん:1から10まで個人で完結するようになってしまうと、なぜこのチームでやっているのかがわからなくなってしまいます。私はマネーフォワードからナレッジラボへ異動してきたのですが、誰かに業務を教えていただけるか、聞きにいっても回答をもらえるか、異動前に不安に感じていた部分がありました。

高木さん:そういう不安があったのですね。今、初めて知りました。

宮埜さん:今の経営支援の仕組みでいうと、夕礼で毎日30分チームで話す機会があり、自分のタスクや業務の悩みなどをチームで共有できて、サポートして頂けるのはよい仕組みだと思います。他の士業の雰囲気はあまりわからないのですが、上長に質問するときには、もっといろいろな準備をして、ある意味気合を入れて聞かないといけないところもあると聞きます。気軽に聞ける今の環境はよいですね。

高木さん:大道さんはいかがでしょうか。

大道さん:チームとしては、サステナビリティ(持続可能性)を大事にしています。経営支援の契約としては、スポットではなく、継続的に関与する顧問契約が多く、お客様も増えていく中で、業務負荷や生産性などのバランスを常に考えています。またお客様に満足頂くためには多くの知識が必要になり、個人の成長も重要です。個人の成長と並行して、チームの成長も両立するのが重要だと思います。

具体的な取り組みとしては、宮埜さんからもあったように、メンバーからの質問にきっちり回答することは大事ですね。普段の業務で言うと、皆さんの成果物にレビューをして、きっちりフィードバックすることも大事にしています。

高木さん:フィードバックはする側も受ける側もパワーがいるのですが、これを大事にしているのはよいですね。

大道さん:フィードバックのほかには、キャリアや長期的な目線のお話も大事ですし、これは定期的な1on1でフォローしていますね。内省をして改善点を考えるための時間を、仕組みとして確保するようにしています。

宮埜さん:普段の業務をこなすだけだと、どうしても消耗していってしまいますよね。

大道さん:振り返りを通じて、メンバーには成長を実感して頂ける機会を提供することが重要だと思いますね。

高木さん:会計事務所で1on1を仕組み化しているのはまだまだ少ないと思います。気軽に聞いてもいいと上司に言われても、聞く側のメンバーからすると、上司はいつも忙しそうだし正直聞きづらいというのはよくあると思います。1on1でこれを仕組み化しているのはよいですね。

あと今聞いてて思ったのですが、経営支援ではメンバー全員がチームの未来を一緒に考える時間を週一回設定しています。テーマは各回ごとに異なりますが、この時間で各人が興味を持っていることをチーム内で共有できることは大きいですね。メンバーが興味を持っていることや気にしていることを全員で共有しておけば、日々の意思決定に違和感がなく、唐突な印象を与えることもなくなると思います。

宮埜さん:一般的な会計事務所だと所長が決めてメンバーには結論だけ知らされるケースが多いと聞きます。経営支援チームは意思決定の背景というか、その前段階からできるだけ情報を共有頂けますし、主体的に意見を出せる環境もあるのは嬉しいです。

高木さん:今はメンバー数が少ないので、この透明性が維持できている部分はありますね。これからメンバーが増えたとしても、マネージャーは透明性を確保しようとしているという点を、メンバーが信じてくれているという状況が理想ですね。

大道さん:昔と比べても、業界的にはお客様へ提供しているサービスは本質的に変わっていない状況だと思います。ただ、AIなどもありますし、これからは激動の時代になっていくと思います。現に、昔に比べて多くのITツールを活用するようになっていますね。

高木さん:確かにそうですね。使っているITツールは増えました。ツールに関する知識を、個人でカバーしていくのは無理があると思います。

宮埜さん:私からすると、業務を進める中で自分が把握しておくべき情報は膨大であると感じます。チームを活かせば必要な情報をキャッチして、個人でやるよりも大きな価値をお客様へ提供できます。

大道さん:チームの前提ですが、ミッションやビジョン、カルチャーへの共感は重要ですね。同じ想いを持って、プロ意識を持って切磋琢磨する関係性が理想ですね。

高木さん:カルチャーへの共感は重要です。ナレッジラボには「チームを大切に育てて伸ばす」というカルチャーがあります。個人スキルを高めることはもちろん重要なのですが、自分のスキルを高めることをメインにしてしまうと、チームとしてうまくいかないことが多い印象です。

大道さん:同じ想いを持って、同じ方向性を向き、プロ意識を持って業務に向き合うという点では、F1のチームクルーやドライバーの関係性をよくイメージしています。注目されがちなのはドライバーなのですが、これを支える多くのクルーがいて、それぞれがプロの役割を全うする素晴らしい関係性だと思います。ああいうチーム、各人の関係性が理想ですね。

経営支援チームの皆さん、ありがとうございました!F1チームクルーの姿を目指している皆さんの今後も、非常に楽しみです!

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